- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784058016602
作品紹介・あらすじ
YouTubeで大人気のカリンバ奏者Misaの指導・編曲による、はじめてのカリンバ教則本。楽器未経験や楽譜が読めない人でも取り組める。単音演奏から伴奏付き演奏まで、3ステップで段階的に学べる。模範演奏の動画リンクも掲載。
感想・レビュー・書評
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クリスマスに、ふと疎遠になってしまっていた通販が送ってくれたカタログを見ていて、それほど高額でもなく気軽に楽しめそう、何といっても楽器が可愛い。で、その通販で、カリンバを買いました。するとつぎにやってくるのが、どうやって音をだすの? 曲は弾けるの? 楽器には一応、小さな説明書や、楽譜、調律用の小さなハンマー、楽器をいれる袋などがついていて、そのまま、音を出すだけならなんとなくできる! きらきら星、できる! うん! でも、同時に思ったのが、これ、もっと、いろいろできる楽器じゃないかしら。
で、調べました。図書館へ行って検索です。こういうとき、いきなりグーグルは使いません。関連する図書館の蔵書を調べます。こうすると、だいたい、手の届く範囲と、どの程度のことが可能なのか見当がつくことが多いです。広く薄く範囲に見当をつけます。いくつか、本がヒット。
中から、選んだのがこの本。おもに、収録曲が理由です。あいみょんや鬼滅(無限列車編 主題歌)など今の曲目が多い。これを全部弾こうとは思わないが、可能性のある楽器というのは、よくわかります。本の書き手がYouTubeにアップしているのも心強い。QRコードつきで音源も聴けるだろう。
そして、本を読んで分かったこと。初めてこの楽器に触れたときに必要なこと。弾く以前(楽器をいれるケースや、楽器の種類と特長)のこと、楽器の扱い方、音階通りに並んでいないピンのうえにはるシールなど(買った楽器のピンには書いてあるから耳で覚えればいいかな)、チューニングのしかた、あとはやる気かなあ、というところまで、やさしく解説があります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人に勧められカリンバ初挑戦。
この本のおかげでカリンバに親しみが湧き少しずつ練習中です。
まだまだお手本のようには弾けませんが、楽譜さえ読めればそんなに難しい楽器ではなく、音色も綺麗なのでこの本でたくさん練習して上手に弾けるようになれたらいいなと思いました。
・内容について
カリンバのインフルエンサーの方が書かれた書籍。
楽譜はト音の五線譜、補助としてアルファベットの音名がついたものです。
テキストでの解説やお手本の演奏動画もあるので進めやすいです。
簡単な楽譜の知識から始まって、基本的な構え方、音の出し方、単音、和音、メロディのみ、伴奏ありなど無理なくレベルアップしていく構成です。
作家さんご自身が勉強した知識やテクニックは出来るだけ全部詰め込んでくれてるのではないかな、という印象で内容はとても良いものです。
チューニングのやり方は少し分かりにくかったので、これも動画があったらよかったと思いました。
あと付録のシールが残念。
材質は特別工夫された材質ではなく、子供向け漫画雑誌についてくるようなよくある紙のシールです。
シールが細かくて貼りにくいし、貼り直しもできないし、貼ると音が響きにくく、剥がす時跡や傷が残るので、長く大切にしたい楽器には貼らない方がいいと思います。
それにドレミのシールを貼ったままだとキーの位置や、自分には馴染みのないアルファベットの音名も覚えにくいなとも感じたので早めに剥がしました。
おもちゃみたいな感覚で気軽に使いたい時はシール付きで、楽器としてしっかり楽しみたいならシールは早めに剥がして必要に応じて譜読みや英語の音名、キーの位置を早めに覚えてしまった方が良いと思います。