W15 地球の果ての歩き方-一度は行きたい世界の「端っこ」を景観&旅の雑学とともに解説 (地球の歩き方W)

制作 : 地球の歩き方編集室 
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784058016794

作品紹介・あらすじ

「地球の歩き方」ならでは切り口で世界の「すごい!」を紹介し好評の旅の図鑑シリーズ。今回はさまざまな「地球の果て」をとりあげました。「果て」の地で出合える自然や絶景も紹介し「果て」にまつわる雑学、アクセス情報なども記載しています。

感想・レビュー・書評

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  • おなじみ「地球の歩き方」の新たなコンセプト「旅の図鑑シリーズ」。地球の「果て」を「北/南」「海/地/空」「大陸」「気候」「時」の5つに分類し、写真と共に、地理歴史、アクセスを紹介している。現在、好きなページからランダムに進み、まだ読了していない。それなのに感想を書き始めたのは、最終章「時の果て」でミステリーツアーに参加している気分になり、忘れないうちにメモしておこうと思ったからだ。この章では、自然災害、戦争、社会的要因などにより廃墟となった地点が多く紹介されている。特にインパクト大だったのはアルゼンチンのリゾート地「ヴィラ・エペクエン」。1985年洪水のため水没したが、24年後干ばつのため再び姿を現したのだという。今後またどこかで同様のことが起こりかねない。

    本書で紹介されている地点の多くは、移動時間が長かったり交通の難所だったりする。争いの絶えない危険地帯もある。取材のため現地に足を運んだスタッフも命がけだったのでは?と思うとドキドキしてしまう。でもそんな中、唯一行ったことのある都市を見つけた。「青森市」である。「気候の果て」に分類されており「降雪量の多い人口10万人以上の世界都市ランキング(引用)」で1位とのこと。降雪量だけなら青森市を上回る都市はたくさんあるが「人口10万以上」の条件を加えるとトップ3はいずれも日本なのだとか。(書いてあることのほとんどを語ってしまった…)この地は、遠い昔、青函連絡船の乗り継ぎで通過しただけだから「行った」うちには入らないかも。いつか雪の中の青森駅を見たいものだと思いながら、有名な演歌をちょっと口ずさんでしまった。

    とても魅力的な内容だが、文句を一言だけ。字も写真も小さすぎる!かといって大型化したら本を持ち上げるだけでも大変そう。まあそれはともかく、ミステリーツアーの続きを存分に楽しもうっと!

  • 地球の「果て」は何処にある?
    様々な「果て」の場所を紹介、解説し、旅への想いを誘う。
    地球の果ての歩き方INDEX MAP、本書の使い方
    1 北の果て、南の果て・・・フェロー諸島、南極点、喜望峰など。
    2 海の果て、地の果て、空の果て・・・セントヘレナ島、死海など。
    3 大陸の果て・・・ロカ岬、ホーン岬、トリニティ半島など。
    4 気候の果て・・・デスバレー、ボストーク基地、青森市など。
    5 時の果て・・・ボディ、トゥルダ岩塩坑、端島(軍艦島)など。
    コラム、INDEX有り。

    地球の「果て」は北や南の「端っこ」だけではない。
    海、地、空、大陸、気候、時と、様々な「果て」がある。
    終わりであると同時に、始まりでもある場所。
    地球各地にある様々な「果て」をカラー写真と解説で紹介。
    ツアーや交通機関、乗り物のチャーター、レンタカー、
    徒歩等で行ける場所がある。但し、行けるといっても、
    登山などの熟練者、装備、覚悟等が必要な条件な場所もある。
    研究機関や軍事施設、保護地区、政情不安、紛争地等、
    一般の旅人では行けない場所がある。
    ナポレオンの流されたセントヘレナ島は、今やリゾートに。
    かつての観光地ヴィラ・エペクエンは水没し、
    干ばつで再び現した廃墟の姿は、何とも言えぬ景観に。
    青森市が豪雪都市として、気候の「果て」なのには驚いた。
    説明文と写真で旅への想いを掻き立てられるけど、
    出掛けずに、読んで夢想して楽しもうっと。

  • 図書館より。

    地球の端っこ。極地とか、好き。 
    朽ちていく感じの街とか好き。
    行ってみたいとは思わないけど、眺めているとロマンがあるね。

  • 悪天候や流行病や動乱の世界情勢など諸々の事情により、なかなか遠出をする機会が遠のきがちな昨今。
    日本全国津々浦々、世界各国、地球の果てまで行けてしまう『机上旅行』をオススメします。というか、私はソレにて楽しんでおります。
    地球の歩き方や何らかのガイドブックやサイトとGoogle Earthを手に瞬時に世界を駆け巡ります。
    治安も良く快適な場所から現実には気楽に行けない地域へと。想像の羽を広げて。はばぐっとぅりっぷ!

  • 旅に出たくなる

  • 世界には、様々な果てがあるものだな。

  • 有り 290.9/チ/21 棚:旅行
    一宮 小坂井

  • 地域ではなく、テーマで再構築した本書は面白い。書名も興味深い。
    時の果て、という廃墟の章はとくに見入ってしまった。

  • 有名なところに限らず、様々な顔を見せてくれる

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50280491

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著者プロフィール

1979年から発行している、日本でもっとも発行タイトルが多い海外旅行ガイドブック。新鮮な現地取材データで、見どころや町歩きスポットを解説し、旅行者をサポートする。

「2022年 『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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