地球の歩き方 ムー-異世界(パラレルワールド)の歩き方ー超古代文明 オーパーツ 聖地 UFO UMA
- 学研プラス (2022年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784058017166
作品紹介・あらすじ
謎の古代遺跡やオーパーツ、UFO、UMAなど、一般論から奇想天外な説まで、眠れなくなるほど面白い世界の不思議が盛りだくさん。何を信じるかはアナタ次第!『地球の歩き方』と『ムー』の世界観、両方知ると、旅が無限大に楽しくなること間違いなし!
感想・レビュー・書評
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“知らない世界を見るために
旅をしよう
知らない誰かに会うために”
いつも「いいね!」をしてくださるブク友さん方のなかに“ムー民”がおられるとは思えないのですが(隠れムー民、もしくは元ムー民という方がお一人くらいはいらっしゃるかしら……)、とっても面白い本だったので紹介しちゃいます。
まず“ムー民”とは、トーベ・ヤンソン氏の作品に出てくる、あのまるっこくて可愛い“ムーミントロール”のことではありません。
“ムー民”とは、「世界の謎と不思議に挑み続ける不滅のスーパー・ミステリーマガジン」である『ムー』を愛するファンのことです。
『ムー』はうさんくさいだけのヤバい雑誌でも、オカルト雑誌でもなくて、あくまで「スーパー・ミステリーマガジン」なのです。
実はわたしは高校生の頃に、ほんの少しの間だけ“隠れムー民”だったときがあるのです。
学校では友だちと少女漫画雑誌をキャッキャッしながら読み、家ではこっそり『ムー』を読む、そんな時期がいっときありました。
『ムー』って、なんでか後ろめたさを感じる雑誌なんですよね。密やかに読むのが似合うんです。
それからウン十年の時が経ち、すっかり『ムー』のことなど忘れて普通に生活していたのに、先日本屋さんでこの本を見つけてしまったんです、わたし。
そのとたん、こっそりと『ムー』を読んでいたときのワクワクした、あの気持ちが一気に蘇ってきました。
ああ、もう戻れません。
何度、この本の前を行ったり来たりしたことか。一旦は本屋さんを後にしたものの、やっぱりだめでした。好奇心には勝てません。わたしは本屋さんにスタスタと戻り、とうとう購入してしまったのです。
“地球の表と裏、
どちらを信じるかは
アナタ次第!
「パラレルワールド」へ
ようこそ!”
この本は、なんと『ムー』と『地球の歩き方』がコラボしちゃった旅本なんです。
「ムー的地球の歩き方」の世界がギュッと詰まってるんです。
もうね、楽しいっ。やっぱり面白いっ。
『地球の歩き方』がいつもどのようなレイアウトをしているのかわたしは知らないのですが、ムー視点の記事は小さな文字でギュッと詰まったレイアウトに、リアルでちょっと不気味なイラスト、中立的な立場で謎を追及する姿勢という『ムー』そのまんまのもので、高校生の頃の興奮がよみがえってきました……が、いやはや文字の細かきことよ。文字がボケる、老眼か!?
とうとう老眼がはじまったのか!?
悲しいかな。それでも元“隠れムー民”の意地で隅から隅まで読んじゃいます。
わたしはどちらかといえば、UMAよりは失われた大陸や文明の存在にワクワクするほうなので、たとえばムー大陸やアトランティス、仮想大陸レムリアやインダス文明などについての「ムー」的解説はやっぱり面白かったです。
「地球の歩き方」的には、これらの情報として、ミクロネシア連邦のナン・マドール遺跡やエーゲ海に浮かぶサントリーニ島、マダガスカルやモーリシャス、パキスタンのモヘンジョ・ダロなどなどが紹介されています。
うーん、でもやっぱお馴染みのネッシーやビッグフット、ドラゴンなどのUMAもロマンがあるよね。
あと、宇宙系の謎としてはナスカの地上絵(「ムー」的には異星人との交信)、アメリカのUFO関連地域、ヒスイの仮面が発見されたパレンケ遺跡(「ムー」的には宇宙飛行士のレリーフの存在もあり)など神秘的な記事がいっぱい。
あ、でもマヤ遺跡で発掘された水晶ドクロの(「ムー」的)呪いは怖くてイヤだけど。
それにピラミッドをはじめとしたイースター島のモアイ像やコスタリカの石球なんかの巨石文化も不思議だよね。これは外せない。
ああ、だめだめ、やめられない、止まらない。
巻末には、不思議世界を旅するときのための準備についてもちゃんと掲載されていて親切です。
一応注意点をあげてみますと、UMAを探す場合はあまり派手な格好や色はNGです。敵意を向けられる可能性があるかもしれませんから。ダウンジング用品や十字架、にんにく、双眼鏡にお守りなども忘れずに。
あらっ、人工言語のエスペラント語まで載ってました。実はわたし、ほんの少しだけですがエスペラント語を勉強したことがあるんです(挫折しちゃったけれど……)。
エスペラント語は、人工言語として世界中で普及していて、共通の母語をもたない人々の間で意志疎通をするにはぴったりなんです。
「ムー」的世界を旅するのにエスペラント語が役立つとは思いもしませんでした。もう一度勉強しようかな。
Mi estas eksterterano.
私は宇宙人です。
Hura! Mia unua eksterland renkontito estas ekstertepano!
海外に出て初めて出会った人が
宇宙人だったなんて!
Kiel mi povu veturi per NIFO?
どうやったらUFOに乗れますか?
なーんて会話ができたら面白いじゃない。
あー、でも……、
※Eksterteranoj ne ciam parolas Esperanton.
※宇宙人がエスペラントを知って
いるとは限りません。
……ですよね。 -
地球の歩き方とムーがコラボした本ということで、
ワクワクしながら笑えることを期待して読んでみた。
期待を裏切って、ほぼ真面目路線の本だった。
内容は世界のオーパーツを巡る楽しいものだったので満足。 -
やっと読み終わった〜(´Д`)ハァ…
図書館本ですが貸出期間を延長させてもらって1ヶ月近くかかっての読了でした
他の本読んでる間にちょこちょこ読み進めてました
てかこれ「買う本」だな
ということで『ムー』です
いや『ムー』じゃなかったです
ちょっと詐欺感すら感じます
本書は『地球の歩き方』と『ムー』が夢のコラボをはたした画期的な企画本であります
古代遺跡なんかの旅行ガイドの合間に不思議話が差し込まれるという構成になっておりますが、ほぼほぼガイドのほうがメインで元ムー民としてははなはだ物足りない
でもそりゃあそうよね
「地球の歩き方編集室」さんが作ってるんだもん
『ムー』側は監修・協力という位置付け
おそらく『地球の歩き方』ファンの方には同時に不思議なお話も読めてお得!ってことになるのかな?
『ムー』ファンのとってはこの程度の内容で400ページも引っ張りやがって!となる
あ!でも世界各地に旅行に行けちゃうようなムー民にとっては最寄り駅からの時間とか必要か?
必要だな
読む人をめちゃくちゃ選ぶ本だということは間違いないですね
結果表紙にデカデカと書かれた『ムー』に詐欺感を感じるだけなので
ムー民の人は読まなくていいかもです
ってすでにベストセラーになってるか… -
共に1979年に創刊された「地球の歩き方」と「ムー」の合作本。これがまた旅行ガイドブックとしてもオカルト本としても、すごく良いコラボレーションになっている。ベストセラーになるのも頷ける。学研グループいい仕事しました。
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11万部大ヒット!『月刊ムー』とコラボの旅行ガイド『異世界の歩き方』誕生秘話|NEWSポストセブン
https://www.news-po...11万部大ヒット!『月刊ムー』とコラボの旅行ガイド『異世界の歩き方』誕生秘話|NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/archives/20220508_1748588.html?DETAIL2022/05/09
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いざ海外旅行!が決まったら、まずは買うのが『地球の歩き方』だった。というのが昭和から平成にかけての行動パターンだった。現地の情報を入手するには、人もしくは本からだったし。
コロナ禍になり旅行の自由度が制限されて、その『地球の歩き方』の存在をすっかりと忘れていたころに発売され、一時期ブームになってた本。
そして、子供のころ、怪しげだけど何故か心惹かれて、読み漁った記憶のあるオカルト雑誌の『ムー』。これまた存在を忘れていたやつ。
そんな異色のコラボだ。
世界中の古代遺跡や不思議&ミステリースポットをこれでもかってぐらいに紹介していて、400ページとボリューム満点の内容。読んでも眺めても楽しい1冊だった。 -
地球の歩き方、異世界版。
気になって気になってようやく入手。
巨石文化、宇宙からのメッセージ、未確認生物、聖地、ミステリーゾーン、沈んだ大陸などの章で世界にちらばる「ムー」な観光地を紹介。
もちろん、スムーズに旅するためのお役立ち情報もあり。
お土産紹介、関連書籍、映画のページからも離れがたい。
歴史年表を見ているだけでも楽しいし。
国内では、前方後円墳はもちろん、五色塚、西都原、王塚。
日本のピラミッド?葦嶽山とか。
土偶を観に旅するのもいいかも。
こうやってみると、日本もなかなか異世界に近い場所が多いなー。
はあ?なんなのこれ。根拠が弱すぎだろ。S18
とかいう、ちびちゃんのつれない態度に負けないぞ。 -
<外>
なんか昨年かなり流行ってた本,ってことで手に取ってみたが,まず前半ページの字の小ささに挫折。写真が多い本だが基活字中毒の僕は基本字が読めないとNG!! その後もなんだか若者向きの紹介記事ばかりで 老人の僕には無理。ということで,読書感想では無くて 読無感想文wでした。すまぬw。 -
まさか地球の歩き方で「ムー」が出版されるなんて!本屋さんで見つけて速攻で買った(笑)コロナで外出もままならないところこうゆう本が出ること自体奇跡!
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攻めるね!
コロナ禍で旅ができないから
架空世界に旅立つ手助けを( ^∀^)
その考え方、好きです。
でも、超古代文明の跡(といわれてる場所)や
UFO目撃地なんかを
聖地巡礼的に紹介してくれて
本当に行くこともできる仕様です。
簡単な会話ページにエスペラント語載せてたり
各宗教別のタブー集なんかもあって
そこはキチンと旅行ガイドなのもいいね!
中学生ムー民(主に男子)が手に取ることを、来年度期待しております!
そして、ツッコミたかったエスペラ...
中学生ムー民(主に男子)が手に取ることを、来年度期待しております!
そして、ツッコミたかったエスペラント語!
できる人がいるとは( ゚д゚)
「ダーリンは外国人」のダーリンことトニー・ラズローさんくらいかと思っておりましたよ!
エスペラント語、流行りましたよね。懐かしいなぁ…
なんか私は、ペンパルとセットで覚えているんですけど、何故だろう…あの時代の月刊少女マンガ誌に出ている情報だったかなぁ…。
地球っこさんのレビュー、ほとんどエッセイな感じで楽しませて頂いてます。
韓ドラもウォッチリストが増えるばかり^_^;
また韓ドラ月間お待ちしております。
「ぜぇぇ、ひぃぃ、どぉぉ、ぞぉぉ……」←しつこいっ!
おおっ、「王になった男」。
面白いですよね!
打上花火さん気に入って...
「ぜぇぇ、ひぃぃ、どぉぉ、ぞぉぉ……」←しつこいっ!
おおっ、「王になった男」。
面白いですよね!
打上花火さん気に入ってくださって嬉しいです。
ヨ・ジングくんの特に本物の王の方の演技、すごくないですか!?
神がかってます。
これから益々寝られない日々が続くと思いますよ~
わたしは今「六龍が飛ぶ」で、高麗から朝鮮王朝に国が変わる時代を観てます。
まぁ、いろんな組織や人々の思惑があって、ややこしいっ!
主役のイ・パオン(のちの太宗)が、まぁなんとも強かで、けっこう残忍。
でも面白いです。
今年中に朝鮮王朝時代を一巡しちゃおうかしらん♡
うふふふ、エスペラント語、よくぞ突っ込んでくださいました 笑
「ダーリンは外国人」のトニー・ラズローさん、そうなんですね!
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うふふふ、エスペラント語、よくぞ突っ込んでくださいました 笑
「ダーリンは外国人」のトニー・ラズローさん、そうなんですね!
本のタイトルを知ってるだけだったので、読みたくなってきました。
と、ペンパルっ!
なんと懐かしい響きでしょうか。
私の周りではエスペラント語が流行ったかは憶えてないのですけど、ペンパルは流行りましたよ~
私は勇気がなくて出来ませんでしたが……
私がエスペラント語を始めた(ホントにちょっとだけでしたが)きっかけは、娘の高校にエスペラント語の同好会があったんです。
娘の話によると、最後の部員が卒業しちゃって、おじいちゃんのような先生だけになったとか。
それなのに、世界エスペラント大会?みたいなのが、学校で開かれることになったとか。
なんかディープな世界の匂いがプンプンして興味を持ったのです 笑
(娘に同好会薦めたのですが、拒否られました)
わたしが高校生だったら、きっと覗きに行ったと思います 笑
今、「見た目は高校生、頭脳はオバサン」になったら
韓ドラ同好会作ったと思います 笑