- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784058017777
作品紹介・あらすじ
日本モンテッソーリ教育総合研究所の教師養成センター長として、大学教員としてモンテッソーリ教育の普及に取り組みながら、幼稚園の園長として、モンテッソーリ教育を日々実践・研究している筆者によるモンテッソーリ教育解説書の決定版。
感想・レビュー・書評
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モンテッソーリ教育について、とても分かりやすくまとめられていて、その教育のなんたるかがこの一冊でよく理解できた。非常にプラグマティズムに近い考え方で、なおかつ幼児教育専門なんだね。藤井聡太がモンテッソーリ教育の申し子だというのには驚いたけど、うまく育たなかった子どもの例があがってない以上は、「ふーん」くらいにしか思わない。いや、藤井聡太はめちゃくちゃすごいのだけど。そんなものがなくても、モンテッソーリ教育が素晴らしいのはよく分かるよ、この本読むだけで。現場の理想と現実がどれくらい乖離しているのかも気になるなあ。
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第1章 近代から現代の日本社会とモンテッソーリ教育
日本の近代史とモンテッソーリ教育
これからの社会とモンテッソーリ教育
第2章 モンテッソーリ教育の基本的な考え方
子どもは発達を遂げるために生まれてくる
子どもの発達は子ども自身でなされる
子どもには自己教育力が存在する
自己教育力の具体的な現れ
子どもに集中現象が現れるように導く
第3章 「大人」の姿勢と役割
「教えない」から自ら学ぶ力がつく―子どもには自己教育力があることを知る
大人の「姿勢」や「態度」から学ぶ
大切なのは「受容」すること
自己教育力の発揮には愛情が不可欠
規律は自由を通じて生ずる
モンテッソーリ教師
第4章 「子ども」の姿
こうと思ったらそうでないと絶対いや!
早くできないと不安な子
第5章 現代科学で証明されたモンテッソーリ教育の有効性
付録 モンテッソーリ教育Q&A