人生観が変わるインドのことばと絶景100 (地球の歩き方 旅の名言&絶景シリーズ)
- 地球の歩き方 (2022年7月13日発売)


- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784058018606
作品紹介・あらすじ
【世界を40年以上歩いてきた「地球の歩き方」があなたにお届けする、人生観が変わるインドの名言と癒やしの絶景集】
インドの力強い言葉と写真から、癒やしとパワーをもらうための一冊。5つのテーマに合わせた名言と絶景写真を「地球の歩き方」ならではの解説とともに紹介します。心を解き放つ愛と勇気にあふれた言葉から、日々を前向きに生きるヒントやパワーをもらえること間違いなし!
■生きるための「知恵」のことば
■自分をはげます「勇気」のことば
■周囲との関係を良くする「愛」と「思いやり」のことば
■心を豊かにするためのことば
■迷いから脱出するためのことば
※予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください。
感想・レビュー・書評
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「最後はいつだってうまくいく。もしうまくいかなかったら、まだ終わりじゃないということ」
これは、私(※)の大好きな映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のセリフで、本書でも80番目に紹介されている。
「インドには、こうした珠玉の格言が他にもいっぱいあるのかな?」図書館で本書が視界に入った際そんな疑問が湧き上がり、今回読むに至った。
(※)一人称を謎にカッコつけて「自分」にしていましたが、これからは出来る限り「私」で通していこうと思います。「自分」だと文章がややこしくなるもので…。今更ですが^^;
上記のような映画内でのセリフ・ことわざの他、作家・詩人・政治家といった著名人の格言が100点寄せられている。「地球の歩き方」シリーズの一つで、他の国の分もあるらしい。精神的指導者やヨーガ(ヨガを現地読みしたのかな?)指導者もいて、そこはさすがインドっぽい並びだった。
ユニークな例えだったり、日本や世界でも当然とされている道理が説かれていて、スイスイと流れ込んできた。言葉と共にインド各地の絶景も添えられていて、写真集感覚で楽しめたりも。(「インドに砂漠あるんや!!」)
#12「インドではすべてが使いまわされている。夢でさえも」(シャシ・タルール/作家・政治家)
インドの夢の実現について行ったスピーチだが、私にはこの1節が、カーストの呪いについて述べているように思われた。
経済成長が著しいインドではあるが、カースト制度が発展を妨げていると何かで読んだことがある。『ガリーボーイ』というインド映画でも「使用人の子は使用人だ」というセリフがあった。
夢見ることすら許されず、父親と同じ仕事を強いられる次世代のインド人たち。真新しい自分だけの夢を見て邁進できる日は来るのだろうか。
#47 「すばらしい本は1冊で100人の友に匹敵するが、親友ひとりは図書館に匹敵する」(アブドゥル・カラーム/政治家・科学者)
これは我々ブクログ・ユーザーのためにあるようなもので、「親友」というのはブク友さんのことだったりして…!?ちょっぴり運命を感じて、ここに記録させていただきました笑
本の素晴らしさはこれまで沢山実感してきたけど、それでも1冊の本から得る情報や知識には限度がある。一方、目の前の相手は自分と同じく日々何かを吸収しながら、変化している。
人同士の交流ほど生み出されるものは大きく、価値あるものになっていくのだ…と、教えられているようだった。
#66「昨日は夢、明日は幻にすぎない。しかし今日をよく生きれば、すべての昨日が幸せな思い出となり、すべての明日が希望の未来図となる」(カーリダーサ/詩人・劇作家)
先行きの分からない未来を見据えるのが上手くできなくて、どうしても今に集中するやり方になってしまう。でもカーリダーサさんはそれで良いんだと。
今を全力で生きれば、結果的に『マリーゴールド・ホテル』のセリフに行き着くのかな…なんて思ったり(o^^o)
全体的に精神の在り方に触れるものが多く、起床時や就寝前に開くと、心がキリリと持ち上がるかも。(自称)格言コレクターなので、他の国のことばもハントしていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当に現実にこんな風景が
あるのだろうか
と信じられないほど
スケールがでかくて
綺麗な写真 さすがインド
「目には目を」という考え方は
世界中を盲目にしてしまう
なかなか とんちが効いてません?
ガンディーです -
辛くなったらすぐ開きたくなるような本。
暖かみのある綺麗な風景の写真と
それに添えられた前向きな言葉に励まされます。 -
とある人の本棚をのぞいて気になったことがきっかけで図書館で借りてきた。
まず、色鮮やかな写真が綺麗!インドの生命力が飛び出してきそう!!
いつかまた見返したいなぁと感じた言葉をいくつかメモに残した。同じ言葉を読んでても、人によって、タイミングによって、感じ取るものはきっと違うんやろなぁ、なんて思ってそれがまた深みを感じた。また時間が経って見返すときに私はどう感じるんやろう?楽しみ!
これを手に取って読んだ私はもうインドに呼ばれてるんやろか?笑
読む前よりインドにいってみたいの気持ちが一段上がったのはたしかだ。 -
この本欲しい。
一日目はお客、
二日目もお客、
三日目は災害←笑笑。真理。 -
行った後に読んで、リアルにインドを体験したからこそ涙が出た。大切にしていきたい言葉たち
・お金は幸せとは何の関係もない(ムンバイの写真と共に記載されたこの言葉が、私がムンバイのスラムでまさに感じたことと一致していてとても共感する)
・私たちのすることは大海の一滴の水に過ぎないかもしれません。しかしその一滴の水が集まって、大海となるのです
we know only too well that what we ate doing is nothing more than a drop in the ocean. but if the drop were not there, the ocean would be missing something.
・あなたはこの世に望まれて生まれてきたたいせつな人。
・あなたはあなた自身の運命の創造者です
・たいせつなのはどれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです
・あなたが行くところは、いつしかあなたの一部となります
・あらゆる富の中でも、満足感は至高のものだ
・私は靴がないという不満を、足がない男性に出会うまで言い続けていました
・貧しき人々が飢え死にするのではなく、神が愛していないのではなく、あなたが、そして私が、与えなかったからです
・生計を立てることを学ぶのは仕事の半分に過ぎません。残りの半分は人生を価値ある有意義なものにすることです。
・最後はいつだってうまくいく。もしうまくいかないなら、まだ終わりじゃないということ。
・人を泣かせて得たものは、いずれ泣きながら失う。良い行いは、初めは損をしても、後に実りを結ぶ。
・明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。
心に響くものの出典をみると、ほとんどがマザーテレサの言葉だった。マザーテレサをより深く知るべき時が来たと感じる
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