病気にならない 食う寝る養生 予約の取れない漢方家が教える

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  • 学研プラス (2022年7月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784058018637

作品紹介・あらすじ

結局、「食べて寝る」のが最強の健康法!
予約の取れない人気漢方家・櫻井大典さんが、不調を改善して病気にならないための、食事と睡眠の新常識を教えます。
「水を1日2リットル」「朝食に野菜サラダとヨーグルト」「主食は玄米」「一年中、決まった時間に起きる」「ぐっすり昼寝する」……それ全部、“あなたには”合いません!

人の体は食べたものと睡眠でできています。
細胞は周期の短いものだと数日、長いものでも数年で入れ替わります。今のあなたの体をつくっているものは、数年経ったらほぼすべてが入れ替わり、まったくの別人に生まれ変わっていると言ってもいいのです。
細胞は摂取した食べ物からつくられ、体の回復はおもに睡眠中に行われます。
そう聞くと、食事と睡眠が重要だと感じませんか?
また、人の体をめぐる気(エネルギー)や血や水も、もちろん食べたものと睡眠でつくられます。
気・血・水のバランスが崩れると、体の不調だけでなく、心の不調も起こりやすくなります。
だから、食事と睡眠は、体調はもちろん、メンタルにも大きく影響するのです。

食事と睡眠をよくすれば、不調が消え、心も安定し、病気にならない体を手に入れることができます。
ただ、巷で流行っている「毎日○○を食べて健康になる」などの健康法すべてが、あなたに合うとは限りません。むしろ、合わないことのほうが多いくらいです。
本当の「体にいい食事」とは、「あなたの体質や今の体調、ライフスタイルに合った食事」です。
では何が、あなたに合った食事なのか?
本書を読めば、それがわかります。

年間数千件、延べ4万件以上の健康相談を受け、人それぞれの違う悩み(不調、症状)に寄り添ってきた著者だからわかるのです。

ここまで聞くと、「漢方家のすすめる食事や睡眠って、いろいろ我慢してストイックに頑張らないといけないのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
それどころか、ゆるくて拍子抜けするくらいです。
でも、ゆるくて簡単だからこそ、挫折しないで続けられるし、結果、健康になれるのです。

果報は食べて寝て待て。
簡単で、ゆるく実践できる「体も心も劇的に変わる食事と睡眠」を、ぜひあなたも知ってください。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれた『食う寝る養生』

    食べること 寝ることが健康の基本
    薬やサプリを飲む前に
    まずは食事と睡眠で何とかしてみる

    流行りの健康法が自分に合っているとは限らない

    何かを足す(加える)のではなく まずは引く (減らす)を意識する
    健康に いいとされるものを加えるより健康に悪いと思うものを減らしてみる

    こうすべき!に縛られすぎず
    ゆるく長く『食う寝る養生』を続けて健康な体と心を目指そ。



    菓子パンは食事じゃない!
    甘いものは〝心〟の栄養のため食べるもの
    …はい…肝に銘じます

  • 個人的備忘録

    ・手足を動かせば胃腸が動き消化が進む
    ・お粥は胃腸薬。
    スープジャーで作るお粥
    ①洗ったお米をジャーに入れ、熱湯を容器の8分目まで注ぎ5分待つ。
    ②一旦お湯を捨て、再度熱湯を米の6倍注ぐ。
    ③蓋をして2〜3時間置いたら完成。
    ・食べ物の色の特徴
     不安な時はトマトなど赤いもの
     胃腸が弱ってる時はカボチャなど黄色いもの
     乾燥が気になったら大根など白いもの
     加齢が気になったら海苔など黒いもの
    ・お酒の毒を取り除く働きをもつ食べ物
     枝豆、緑豆もやし、しじみ、柑橘類

    ・血を補う食材…ほうれん草、にんじん、しめじ、黒きくらげ、黒豆、枝豆、ぶどう、鰹、鰤、鯖、イカ、タコ、浅蜊、牡蠣、ひじき、牛肉、鴨、レバー、鶏卵、うずら卵、クコの実、松の実、ぷるーん、なつめ、黒ごま

    ・血の巡りをよくする食材…玉ねぎ、茄子、青梗菜、クレソン、韮、茗荷、バジル、ローズマリー、ブルーベリー、クランベリー、桃、納豆、黒豆、黒こめ、こんにゃく、鰯、鯖、ししゃも、秋刀魚、鮭、鰻、黒糖、酢、味噌、酒粕、甘酒

    ・エネルギーを補う食材…いも類、カボチャ、きのこ類、蕪、アスパラガス、アボカド、にんにくの芽、ぶどう、さくらんぼ、納豆、豆腐、うずら卵、うるち米、げんも、もち米、鰯、鱈、鰤、穴子、鰻、海老、肉、棗、甘酒

    ・不要物を排出する食材…玉ねぎ、大根、水菜、里芋、エノキ、ナメコ、緑豆もやし、三つ葉、生姜、レモン、梅、玄米、こんにゃく、寒天、ししゃも、浅蜊、蛤、海藻類、烏龍茶

    ・老化対策に有効な食材…山芋、むかご、カリフラワー、ブロッコリー、芽キャベツ、枝豆、黒豆、黒米、ブルーベリー、鰹、ししゃも、鰻、海老、帆立、海苔、鶏肉、鶏レバー、豚肉、松の実、胡桃、栗、カシューナッツ、黒ごま、ココナッツオイル

  • すごく腑に落ちる内容。

  • 身体の調子が、日々の生活(特に食事・睡眠)によって左右されていることがシンプルにわかる本でした。
    身体全体でコンディションを捉えること、(ストレスなく)継続的に実施できる養生から始めること。

  • 【星:4,0】
    タイトルの通りだが、健康における「食事」「睡眠」の重要性、その整え方について書かれている。そして、東洋医学的。

    書いてあることがシンプルで、「陰陽」みたいなゴリゴリ東洋医学的な書きぶりもなく読みやすい。

    まあまあの内容だと思う。

  • 虚弱な体質で長年悩んでいる自分にとって、これまでで1番と言っていいほど良い本だった。定期的に読み返すべし。
    メモ:
    ★生野菜は胃腸を冷やすので温野菜にする、レンジでチンするだけでも良い。ドレッシングなどもかけすぎずに行った方が胃腸の負担が少ない。
    ★何を食べるかよりもその温度の方が重要。胃腸を冷やす事は、どんどん健康を遠ざける。
    ・エナジードリンクは一気に血糖値を上げて元気になった気分にするが、その糖を処理するために内臓に負担がかかり、血管にもダメージが及ぶ。
    ・ドライフルーツは甘みと栄養が一緒に取りたいのでオススメ。ただし砂糖不使用、無添加が好ましい。
    ★腹10分目まで食べてしまうと、胃で消化液を混ぜ合わせることでができず、結果的に体がエネルギー不足になる。
    ★手足を動かすことと胃腸の運動には関連性がある。簡単な体操や、食後の散歩として5分歩くことも効果的。
    ★胃腸が弱っているときは黄色いものを食べる。さつまいも、かぼちゃ、とうもろこし、栗、大豆。
    ・スマホやパソコンで目を長時間酷使すると、目から頭、頭から首首から背中、他の筋肉も緊張していき全身が凝り固まる。逆に、頭部の緊張を解せばよく、ホットアイマスク等有効。
    ・入浴により、体全体を弛めることができる。あぁ〜と呼吸が深くなるのは、体全体が緩んでいる証拠。
    ・寝るときは、食事から3、4時間経って今からものが概ねなくなっていうことが理想。だがお腹がすいて寝れないなら少しだけ食べてもOK。
    ★以上の事(養生)をできる範囲でゆるく捉えて行うことたまには小さな堕落もよし。できるだけ悪いことを減らすようにすれば良い。

  • テレビや雑誌で見た方法を試すのはいいけど、見るべきは「やってみてどうだったのか」
    いろいろ試して自分の取説作れたらいいな。

  • 日頃の生活でも、できそうなことが多かったです。
    ゆるくできそうなものもあるので、少しずつ取り入れていこうと思います。

  • ためしてみたいことメモ。

    .食べても食べてもお腹が空くのは胃の弱り→朝食と昼食の間に濃いめの緑茶を飲む
    .味噌汁は最強の健康食→添加物顆粒はNG
    .血虚対策→レバーやうなぎより黒ゴマ
    .冷たい、甘い、脂っこいは健康の敵
    .病気にならない調理方は蒸す、茹でる&煮る、焼く、炒める、あげるの順番

  • 「しなければならない」ではなく、ユルい感じが良かった

  • 1日水は2リットル飲む必要がある
    白米より玄米がいい
    グルテンフリーなど、一般的に健康にいいとさまざまな健康情報誌や書籍、テレビなどで推奨されているが、すべての人に当てはまるわけではない。
    私も、いわゆる未病状態の時、玄米ががいいと勧められ、信じるがままに食べ続けていたが、もともと胃腸が弱く、かえって他に不具合が出てしまったが、まさか玄米のせいだとしばらく気が付かなかった。
    2リットルの水もそう。食事以外で2リットルもの水を飲むことは私にとってかなり努力を要する。などなど。
    近年よく耳にするが、タンパク質の摂取の方法もそう。スポーツ選手が必要とする量と一般人が必要とする量、そもそも目的が違う。
    と言った今まで健康のためには、とか病気にならないためにはということを良かれと色々と試してきたが、一人一人それぞれに見合った量があるということ。もちろん、エビデンスがあっての健康法の数々だけども、まず自分の体の声を聞くことが大事だということを気づかせてくれた一冊だった。

  • 『あなたの体と心は、食べたものと睡眠でできている』 当たり前だけど、とてもわかり易く生活に取り入れやすい形で教えてくれる

    『ルールに縛られすぎてストレスを抱えるくらいなら、時には不摂生も許容しながら人生を楽しむほうが、体も心も健康に過ごせる』と言うだけあって、強制ではなく
    ゆるくていい〜〜 と言うスタンスが、受け入れやすい

    血虚と瘀血タイプの私、先ずは食事に黒ごまを取り入れ、10分でも早く寝る!!を心がけて行こう
    甘いものを減らす努力もしなくては、、、

  • 身体を冷やさないってのは死ぬまで覚えておいた方が良いですよ~。

    よく玄米が身体によいっていわれるけど、食物繊維が多いため消化しにくい食べ物なのです。便秘解消のためといって食べてる人は控えられた方がよいかもしれませんね。もしどうしてもというならば、玄米と白米の間に分づき米があるのでそちらを試されてみてはいかがでしょうか。

    もちろんしっかり噛むことをお忘れなく。

  • なんとなく不調を改善したいと思って手にとった一冊。
    寝る前にベットの中でこの本を読んでいたので、睡眠の項目はドキリとした。

    体にいい食材を取りつつ、よく眠ろう。

  • 甘いものをご褒美程度まで減らすが一番の難題、10分でも早く寝る!というのが今のところ2番目。

  • 舌のセルフチェックで何が自分に足りないのか簡単にチェックできる
    改善に向けてゆるくやっていこう

  • 確かに言われてみれば、健康に関してはどれだけ効果があるかと同じくらいどれだけ続けられるかは重要だ。
    そんな続けやすい健康に良いこと、やめた方がよい健康に悪いことがたくさん書いてある。
    ネットにあるような情報だとしても、症状別にわかりやすく書いてあるから読みやすい。ためになった。

  • 全身脱力

  • よみやすい
    体調ごとに食べるとよい食材が書かれていて参考になった。
    さいごの方の、舌の状態で体調を判断する方法がとても参考になった。このページの次のページに判断別食べる食材が書かれており親切で便利だなと感じた。

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著者プロフィール

国際中医専門員。日本中医薬研究会会員。漢方コンサルタント。漢方薬局の三代目として生まれ育つ。カリフォルニア州立大学で心理学を学び、帰国後はイスクラ中医薬研修塾で中医学を学ぶ。中国での研修を経て、国際中医専門員A級資格を取得。以降、漢方コンサルタントとして活動し、Twitterで発信されるやさしいメッセージと簡単で実践しやすい養生法も人気を集め、フォロワー数は十六万人を超える。一児の父。

「2022年 『つぶやき養生 春夏秋冬、12か月の「体にいいこと」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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