3日で自発的に動く子になる! 信頼声かけ 声かけは、注意が1割 信頼関係作りが9割

  • Gakken (2025年3月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784058024607

作品紹介・あらすじ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
子どもは論破しても動いてくれません。信頼関係ができれば、希望通りに自走してくれます。
「お金のかからない子育て」の正解がすべてこの1冊に!

1年で長男を灘中、次男を滝中に合格させ、
15年間で1万人の親に指導してきた小児科看護師が教えます。

これで勉強(宿題)、身支度、片付け、食事、習い事をしっかりこなし、
ゲーム、スマホから遠ざかり、ケンカや浪費をしなくなります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

子育てでの声かけとして「どう言いくるめるか(論破)」「どう騙(だま)してその気にさせるのか」
「おやつやおもちゃなどをエサにする」は、よく聞く話。
でもどれも間違っています。直ちにやめてください。

では、どうすればいいのか?
そこで提唱したいのが、声かけを通じて、親子の間で信頼関係を作ってしまうこと。
この声かけを「信頼声かけ」と名付けました。
信頼さえできてしまえば、子どもは面白いほど親の言うことを聞いてくれるようになります。
コツはいろいろとありますが、「親がしてほしい行動を、子どもに選ばせること」、これが信頼を生みます。

つまり「信頼関係構築」と「してほしい行動を促す」をすればいいのですが、
具体的にどんな言葉をかけてあげたいのかは、迷いますよね?
そういった声も、多くの親御さんから頂戴しています。

ただ、これらを「いっぺんに済ませられる魔法のような言葉(フレーズ)」が存在するとしたら…。
知りたくありませんか?
そこで本書では、具体的なセリフ(フレーズ)もしっかりご紹介。

例)「宿題は夜ご飯の前にする?それとも、後にする?」
→「あなたには、自分で選択する能力も、それを実行する能力もあると信じているよ」
という信頼を子どもに伝えることで、子どもは勇気づけられ行動に移すことができます。

さらには、言ってしまいがちな「間違った声かけ」もしっかり紹介します。

「信頼声かけ」は、一度でうまくいかないこともあります。
でも3日ほど言い続けると、ほぼほぼ、だんだん親の言うことを聞いてくれるようになるのです。

親御さんからよくあがる声は「こんなんで、本当に効くの?」で、
それに対する著者の回答は「騙されたと思ってしばらくやってみてください」。
で、実際にこれでうまくいっています。

そもそも声かけだけなので、お金がかからないのが嬉しいでしょう。

もともと著者は小児科の看護師。
言うことを聞かない子供をどうするかを、専門知識も活用しつつ現場でずっと実践してきました。
いざわが子を授かった時に強く思ったのが、「とにかくラクして、楽しいと思える子育てをしよう!」。
それで編み出されたのが本書のメソッド「信頼声かけ」なのです。

感想・レビュー・書評

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  • 具体的なことばの文例で載っていて、読みやすいし分かりやすい。声かけは注意が1割、信頼関係づくりが9割。どうしても注意が増えてしまいがちだし、学校などの文句や愚痴を言われるとジャッジしたりそんなこと言わないのといいがちだけど気持ちに寄り添うだけでいいんだとまた改めて思った。反抗期編はとくに参考になり、親子で学びの多い期間と思えば良いそうだ。

  • 『3日で自発的に動く子になる! 信頼声かけ』の要点
    はじめに
    本書は「信頼関係を作る → お願いを伝える」という順序の重要性を強調
    15年間の実践に基づいた方法を紹介
    まずは「3日間試してほしい」と呼びかけ
    第1章:基本的な考え方
    従来の「宿題が終わるまでおやつ抜き」などのNGな声かけの問題点を提起
    「宿題なんて、やりたくないよね」という共感の声かけの重要性
    子どもの気持ちを受け止め、主体性を尊重することを強調
    第2章:勉強
    「宿題は、おやつの前にする?後にする?」と選択肢を与える
    間違いを指摘された時は「間違いを言われるのが嫌なのね」と気持ちに寄り添う
    宿題忘れは「宿題を持って帰ってないみたいだけど、大丈夫?」と心配する声かけ
    集中できない時は「どうしたら集中できそうかな?」と問いかける
    第3章:ゲーム・スマホ
    ルール違反には「1週間経ったら、また正しく使えるか試してみようね」と改善機会を与える
    スマホやゲームを社会性を身につける道具として捉える視点を紹介
    課金問題は子どもの気持ちを理解し、話し合いでルールを決める
    第4章:友達関係
    喧嘩は「悔しい思いをしたのね」と気持ちに寄り添う
    登校拒否には「学校に行きたくないのね」と受け止め、理由を尋ねる
    「インタビュー」を通じて長期的な目標や価値観を引き出す
    第5章:食事
    席を立つ子どもには「座って食べるか、終わりにするかどちらにする?」と選択肢を与える
    ジャンクフードは「美味しいよね。でも体に良いものも食べてほしい」と願いを伝える
    「おやつ抜き」などの脅しは自己肯定感を下げる可能性がある
    第6章:身支度・入浴
    「早く支度しなさい」より「もうこんな時間!お母さん洗濯しなくちゃ!」と状況を伝える
    入浴は「今日はお風呂でどんな遊びをしようか?」と楽しさを提案
    衣服選びは「寒くない?風邪をひかないか心配」と親の心配を伝える
    第7章:片付け
    「片付けしなさい!」でなく「一緒に片付けようか」と誘う
    片付ける時間を設定する効果
    物の扱いは「残念な気持ちになるの」と具体的に親の気持ちを伝える
    第8章:起床・就寝
    「朝は眠いよね」と子どもの気持ちに寄り添う
    夜更かしには「明日の朝起きられるか心配だな」と心配を伝える
    睡眠時間の必要性を体験で学ぶ機会を作る
    第9章:学校生活
    先生の悪口は否定せずまず子どもの話を聞く
    学校に行きたがらない子には「学校に行きたくないのね」と受け止める
    親は子どもの味方でありつつ先生の立場も理解する姿勢が大切
    第10章:お小遣い
    「一緒に計画を立ててみない?」と誘い、使い方を考える
    お金の管理だけでなく社会生活に必要な知識や経験を伝える機会
    第11章:習い事
    辞めたい時は「もう満足したの?」と子どもの気持ちを尊重
    先生との関係は「どうしたらうまくやれると思う?」と問いかける
    第12章:兄弟げんか
    「喧嘩をするか、やめるかどちらかにしてね」と選択肢を与える
    年齢による区別をせず両方の気持ちを受け止める
    第13章:反抗期
    「お母さんのことが気に入らないのね」と気持ちを受け止める
    無視されても普段と変わらない様子で話しかける
    第14章:その他(怪我、泣く)
    「痛かったね」「悲しくなっちゃったね」と気持ちに共感する

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