クトゥルー怪異録 (学研M文庫)

  • 学習研究社
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059000075

感想・レビュー・書評

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  •  クトゥルー神話そのものには疎いので、あくまでホラーとしての感想だけど、アンソロジーとしてはよくまとまっている印象。
     やや論理的すぎて、不可解な部分は少なく感じる。

     余談だが、色仕掛けを好む身としては、山田正紀氏の銀の弾丸はどストレートだった。高く評価したい。

  •  以前読んだラヴクラフト全集がなかなかおもしろかったのでなんとなく読んでみた作品。
     この本は、ラヴクラフトに影響を受けた日本の作家達が独自にラヴクラフトの世界観を描いた作品集。
     中でもおもしろかったのは、小中千昭氏の『蔭洲升を覆う影』。これは以前読んだラヴクラフトの『インスマウスの影』の舞台を日本に移したリメイク作品で話自体も原作に似たようなものなのだが、当て字で漢字になった地名や専門的な用語が妙に日本にマッチしており、自然な感じに楽しむことができた。この作品は以前作者自身が脚本を手がけたドラマ版『インスマスを追う影』を新たに小説に書き直させた作品であるらしい、機会があればぜひみてみたいと思った。またドラマ版に主演で出演している俳優の佐野史郎もラヴクラフト作品の大ファンでありこの本に自分の書いた作品を載せている。正直よく意味のわからない話だったのだがこの理不尽さもラヴクラフト作品の味なのかもしれない。

  • 日本人の書くクトゥルーは、けっこう変化球が多いのですが、これは、けっこうストレートかな。
    山田 正紀だけ、ちょっと変な感じのお話でしたが。

    しかし、「史上初の日本人作家によるクトゥルー作品集」というのは、嘘だろう……。

著者プロフィール

菊地 秀行(きくち ひでゆき)
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。85年、『魔界行』(祥伝社刊)三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。
ノン・ノベル既刊の「魔界都市ブルース」(シリーズ59巻刊行中)「ドクター・メフィスト」(シリーズ6巻刊行中)『魔海船』(全3巻)や「ナイト・キッド」(祥伝社刊文芸書・シリーズ3巻刊行中)など、著作は400冊を超えた。

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