外法陰陽師 (1) (学研M文庫)

如月天音

• 学習研究社 (2002年1月8日発売)

作品紹介・あらすじ

正暦六年、平安京は年明け早々怪異に襲われる。小路に転がる、中身を吸い出された女の屍体。そして、関白・藤原道隆呪詛の噂。「外法遣い」と呼ばれる、陰陽師・漢耿星は、後宮に潜り込み呪詛の根源を調査する。そして、さらに新たなる恐怖が都人を襲う！　

感想・レビュー・書評

[syviさんの感想 · 2011年8月19日]

陰陽師系に属する本ではありますが、所謂陰陽師とはちょっと違ったところにいる本です。
全巻結構良かったです
というか、だんだん人間味が最初と比べるとあがってくるのですよｗ
お友達助けに行ってみたりｗ

さて、で、何が異質かっていうと、この主人公ですね！
この超絶美系なお兄様！（表紙が主人公の耿星です）
陰陽師っちゃ陰陽師ですけど、妲己ちゃん想像してくれると良いかも
過去が結構悪女？なお方です
それを見咎められて罪滅ぼし中ーみたいな感じなんで、晴明想像するとぶち壊れますｗ
あ、ちゃんと晴明さまもいらっしゃいますけどね？

時代考査的にはしっかりやられてますから、楽しく読めるかと思います
ちょっと違う陰陽師よみたいなら是非！

[リボルバーさんの感想 · 2008年3月11日]

主人公の美形ぶりに萌えます(笑)
平安時代ってざっくりしたことしか知らないんですが(それこそ中学生の歴史レベル)、そのせいか大変、勉強になりましたー。
友人に貸したら、友人に陰陽師ブームを起こさせてしまいました…(笑)