吉原暗黒譚 狐面慕情 (学研M文庫)

  • 学習研究社 (2004年4月13日発売)
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本 ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784059002857

作品紹介・あらすじ

吉原大門詰の今村圭吾は、38歳の貧乏同心。狐面による連続貸し花魁殺しの解決と引き替えに、女衒の元締めに五百両を要求。仲間は、元花魁のくノ一と元隠密同心。一方、大工の幸助と愛をはぐくんでいた娘おようは、時々別人格へと豹変し、狐面になっていた。

感想・レビュー・書評

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  • これは面白いですっ!w ちょっとばかり、エロかったり、グロかったりしますけどww いやー、面白かったなぁ~!テンポが軽快で、読みやすく、登場人物にも親しみが持てるし♪ 誉田哲也さんも、いろいろ書かれるので、目が離せない感じですっ!!!

  • なんでこの本絶版なんだろう。勿体無い。

    描写のグロさとエロいシーンが多い(爆)のと死人の多さ、
    それに加えてある種ファンタジー的な狐憑きという設定は
    初期の誉田哲也の真骨頂といえる内容。
    雰囲気としては『必殺仕事人』に近い。
    この感じを現代モノに置き換えたら『ハング』や『歌舞伎町セブン』になるのかな。
    誉田哲也が書く時代劇ってのは新鮮だけど
    ちゃんと誉田哲也テイストなのがすごいと思った。
    夜の絡み(爆)の描写が過剰な気がしたので★3つだけど。

    重ねて言うけどなんでこの本絶版なんだろう。
    できれば復刊してほしい。

    • hs19501112さん
      【重ねて言うけどなんでこの本絶版なんだろう】

      そう、読みたいのに入手できない日々が続いていました(もう、3年以上も・・・)。

      ...
      【重ねて言うけどなんでこの本絶版なんだろう】

      そう、読みたいのに入手できない日々が続いていました(もう、3年以上も・・・)。

      でも、文庫で復刻しましたね。先日購入して、いま読んでいるところです。

      絶版作品の復刻・・・・連ドラ化・映画化で誉田さんを人気作家に押し上げた「ストロベリーナイト」に感謝ですねv。
      2013/12/25
  • テンポの良い時代劇をみているような、これって誉田さんの作品なんだよねと不思議な気持ちにさせられるお話。

    ふたつの物語が同時進行で繰り広げられるけど、接点がみえみえかな。
    人の心の奥深いところで眠っているものは計り知れないといった感じ。
    操るものも操られるものも悪とは。。。
    やるせないね。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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