ゴシック名訳集成 吸血妖鬼譚 伝奇ノ匣 9 (学研M文庫)

  • 学習研究社 (2008年10月14日発売)
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本 ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784059005315

作品紹介・あらすじ

西洋伝奇小説の源流、ゴシック・ロマンスの名作を歴史的名訳で復刻するシリーズ第三弾! 最終巻のテーマは《吸血鬼と人造人間》。あの「フランケンシュタイン」や「吸血鬼カーミラ」の本邦初訳版、推理作家G・ルルーの知られざる傑作など、全10編を収録!

感想・レビュー・書評

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  • 一応タイトルは「吸血妖鬼譚」ですが。吸血鬼に限らず、「怪物」を扱った作品のアンソロジー。文章が古いので慣れないと読みにくい印象ですが(特に「新造物者」の「候」だらけの文章は少しつらかったかも)。頑張って読んでいると案外すらすら読めてくるのが不思議。じっくりどっぷりと雰囲気に浸れます。
    お気に入りはガストン・ルルー「吸血鬼」。ストーリー的にも一番起伏があって楽しめる作品でした。吸血鬼のみならず、恐るべき殺人機まで交えての騒動にはどきどきさせられっぱなし。ホラーだけれど、冒険活劇の雰囲気もあります。
    コールリッジ「クリスタベル姫」も雰囲気の素敵な作品。やや難解に感じる部分はありますが、日本語の美しさを堪能できる作品です。

  • 1557.初.カバスレ、帯なし。
    2010.12.20.鈴鹿ベルシティBF

  • もはや理屈ではなく、好き。
    だって吸血鬼。
    大好きなゴーティエは当然にして、
    ルルーの吸血鬼話って?!!と
    興奮したものだ。
    発表から実際出版されるまで、
    長い時間を要し、やきもきしたが
    本当に良かった。
    うん、やっぱり好き。

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