歳三の首 (学研M文庫)

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  • 学研パブリッシング (2011年9月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784059007159

作品紹介・あらすじ

五稜郭より出動し一本木関門付近で、一発の銃弾によって命を落とした土方……。しかし土方の首はいったいどこに消えたのか? 永倉新八は、土方の首を追って箱館へ。なぜ永倉は、土方の埋葬場所を突き止めようとするのか、土方がたどった数奇な運命とは!

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず永倉新八がかっこいい小説!!!
    剣技はもちろん男気溢れる性格で惚れる…
    鉄之助くんもいい子で、彼の最期を
    思うと切なかったな。
    結末もそういう感じか〜!と面白かったです。
    これもまた一つの歴史だなと。


    「新選組は天下になんろ恥じることはない」
    「俺は新選組の生き残りとして血をなめあった同志を愚弄するのを決して許さぬ」

    途中で別の道を歩んだ新八だけど新選組に
    いたことを誇りに思っているんだと分かる
    言葉に感動しました…!

  • 永倉新八が主人公の小説と聞いて購入。
    永倉が松前藩に帰参し、杉村姓を名乗った後のお話です。
    函館戦争で戦死したという土方。その土方の首を見つけようと躍起になる新政府側(主に古高弥十郎)と永倉たちとで土方の首を巡って駆け引きや新八の首を狙う鈴木三樹三郎との攻防は見ていてとてもはらはらし、一気に読んでしまいました。

    結末はえっ、そうなっちゃうの……?という感じでしたが、歴史的に考えるとああいう結末の方が良かったのかなと思ったり……。

    永倉新八だけでなく新撰組と敵対していた鈴木三樹三郎やのちに妻となるよね、それから少しだけですが松前家老の下国東七郎も登場し、永倉新八ファンとしては彼の関係者が登場するだけでちょっとにやにやしてしまいました。

  • 新選組に燃えている娘から押しつけられた本(笑)
    一気に読めた 出来れば「地図」が欲しかった
    土方歳三の遺体は見つかっていないので、そこを上手く使っているなとは思った
    でも個人的にああなった土方歳三は見たくない
    五稜郭へ行ってみたくなった

  • 永倉新八のお話。
    フィクションなんだけど“えっ!?本当??”と思ってしまう巧みな筆力。
    永倉は土方歳三とは袂を分かち合った間柄。土方没後、ある陰謀からかつての同胞を命を懸けても護ろうと闘う男気に胸が熱くなりました。
    新選組では沖田、斎藤に並ぶ凄腕剣士だけに鮮やかに刀を振るう様はゾクッと鳥肌が粟立つ程引き込まれ一撃で絶命させる斬り合いの描写は思わず「新八格好いー!!」と叫びそうになりました。
    タイトルに釣られての新八ネタは池波正太郎氏の幕末新選組以来。面白かった。

  • 土方さんがどこに埋葬されたのか
    いまだにわかっていないのはどうして?と
    新撰組好きなら一度は考えたことがあるだろう内容を
    歴史小説として表した一作です。

    土方さんの首を守るために
    永倉新八や市村鉄之助らが奔走します。

    それにしても
    殺したいほど憎い土方さんが亡くなったにも関わらず
    その土方さんの墓を掘り起こして
    首をさらしたいなんて
    古高さんの執念は異常ですな。物語だけど。


    でも確かにその首は
    新政府軍にとっては同志の仇だろうし
    旧幕府軍にとっては軍神の顔だろうし
    両者に意味のあるものだったんだろうな。


    大変興味深い内容でした。
    ただ最後はちょっと・・・
    お仙さん早まらないでえええ!!
    と感じるけれど。


    余談ですが、
    もしわたしが旧幕府軍で土方さんの側近であったなら
    その亡骸は海に葬ると思います。

    実際に函館に行ってみましたが
    一本木関門から五稜郭まで
    戦火を掻い潜って亡骸を運ぶのはかなり厳しい気がする。

    それに埋葬したところで
    この本のように新政府軍が掘り起こそうとする可能性もあるし
    盗人に掘り起こされて
    身ぐるみ剥がされることだって考えられる。

    海に葬ったなら
    今の今まで埋葬された場所が見つかってないのも
    納得できるし

    なにより、函館にある碧血碑の碧って
    海の青とリンクしてないかな〜・・・なんて思ったり。

    ただの妄想に過ぎないけれど・・・。

    とにかく色んな妄想を掻き立ててくれる
    素敵な小説でした!

    あ、表紙はもうちょいなんとかすべきw

  • これなかなか面白かった。
    永倉さん;;;

    こういうことがあってもおかしくないかなとすごく思いました。
    土方さんって、埋まっているか埋まっていないかすらわかってないんですよね・・・。
    それってもしかしたらさらし首にされないため?って非常に思ってしまった。

    後大鳥さんとか榎本さんがもし戊辰戦争で死んでたらどうなってただろうって思った。

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著者プロフィール

1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」「水戸黄門」などの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、多くの時代小説を手がける。「新・秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」「日暮左近事件帖」「江戸の御庭番」などのシリーズがある。

「2022年 『野暮天 大江戸閻魔帳(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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