夢つぎし者 冷や飯喰い怜三郎 (学研M文庫)

  • 学研パブリッシング (2013年1月8日発売)
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784059008026

作品紹介・あらすじ

反田沼派の黒幕・一橋治済により、義兄・意知を殿中で謀殺された怜三郎は、意知の遺志を継ぐべくある男に会う。一方、政敵の松平定信は、側近より将軍御側衆である怜三郎の実兄・内藤尚正の罷免を求められるが……。人気シリーズ第4弾、ここに堂々完結!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 義兄 田沼意知が殿中で謀殺され、田沼粛清の嵐なかで平穏に暮らす怜三郎たちにもさざ波が立ってきた完結編。史実のなかでどうまとめるのかと思っていたら、中途半端な顛末で拍子抜けかな。各エピソードは中途半端だし話の流れもブツブツ途切れるしシリーズ最初の方に戻った感じ。田沼親子の解釈には少し面白いものがあったものの、それを生かせず無理矢理まとめて終わらせたようなもの。キャラもエピソードも薄っぺらく、キャラの立っている女性陣も上手く使えていない。主人公である怜三郎のキャラに魅力が乏しいのも原因かな。

  • 色々な思惑によって動いているうちに周りにいるものがみんな怜三郎の魅力にとりつかれてしまう。
    個性豊かな最強の仲間が徐々に集まって行く様子はまさに王道少年ジャンプ漫画そのもの!
    最後まで、いまいち強いんだか弱いんだかわからなかったり、すぐ泣いたりするところはちょっと主人公としてどうなのかなと思ったけど、少年漫画として面白かったです。

全2件中 1 - 2件を表示

原田孔平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×