図説 吉原事典 (学研M文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059008095

作品紹介・あらすじ

世界最大の都市であった江戸。その江戸一番の遊興場所・吉原は、実に三四〇年も続いていた。徳川幕府二六五年をも凌ぐ期間、吉原を存続させた強固で柔軟で狡猾なシステムとは、いかなるものだったのか?本書はその仕組みと実態を詳細に解き明かす。文化・流行の発信源で、花魁はセレブリティという華やかな部分はもとより、過酷な労働条件や仕置きについても隠さず触れた。江戸・吉原好き必読の決定版。便利な索引付。

感想・レビュー・書評

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  • 吉原が舞台の本が好きなことに気が付いたので、内容理解のために購入。
    思ってた以上に本書は面白い。
    人身売買の値段が面白いというのは倫理的にどうかと思うけど、花代やら女衒の取り分などなど金銭にかかわる部分がためになった。

    廓の一日は小説によく出てくる部分であるので、補足というか追加理解に役立つし、浮世絵等の資料もあるから、今後読んでいこうと思う人にも役立つと思う。

    人前で読むのが躊躇われる部分もあるけど、新幹線の待合室で読み切りました(笑)

  • 江戸から340年も続いた歓楽街『吉原』について語った書。豊富な図表を使った説明で飽きずに読める。落語や時代小説のネタとして頻繁に使われる遊郭の世界をよく知るために最適な本。おすすめ。

  • 2013.05.15 池田信夫ブログで見つける。

  • てんでばらばらに覚えていた吉原関連の情報を一冊で手元に置いておけるというのはありがたい。単語で逆引き出来るようになっているのもさすが事典の名を冠しているだけのことはある、と思った。

  • 江戸の風俗を知る上で大変勉強になった。江戸検定1級をこの秋に受ける予定だが、吉原関連で今一つわからなくてもやもやしていたことが、詳しく具体的な説明でスッキリした。

  • 江戸時代の性風俗に関わる日本人の倫理観と現代人の倫理観では全くことなっていて、比較にならない。
    女性の人格・人権が全く蹂躙された酷い話ではあるが、その中にあっても、誇りを持って町民文化の一翼を担って逞しく生き抜いた女性がいたことは、せめてもの救い。

    貧しい農業経済しかない時代に飢饉があればむすめは身売りに出されるのが珍しくないとは言え、現代日本人は同じ誤った道を歩くとが無いように貧困と戦う姿勢を忘れてはならない。

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著者プロフィール

1949年生まれ、97年に『算学奇人伝』で第六回開高健賞を受賞。本格的な作家活動に入る。江戸時代の庶民の生活や文化、春画や吉原、はては剣術まで豊富な歴史知識と独自の着想で人気を博し、時代小説にかぎらず、さまざまな分野で活躍中。シリーズ化した『秘剣の名医』がヒット中。『幕末一撃必殺隊』が『いちげき』(漫画・松本次郎)としてコミック化し、2023年1月NHK時代劇としてドラマ化された。

「2023年 『ご隠居同心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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