縄文の神秘 (学研M文庫 う 1-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059008231

作品紹介・あらすじ

各時代に生きた人々の精神に触れながら、日本美術の思想と特質を解明した画期的なシリーズの一部を文庫化。縄文時代の火炎土器や土偶、ストーンサークルなどを通して縄文人の宗教観と美意識を明らかにした一冊。めずらしい土器や土偶の写真を多数掲載!!

感想・レビュー・書評

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  • 学研 人間の美術 シリーズ第一巻
    梅原猛 「縄文の神秘」 

    多くの土器や土偶を掲載し、それらについて、著者独自の目線で 芸術性や神秘性、思想性を論じている。日本の面白さが詰まっていると思う


    土偶が女性を表すことは何となく想像がつくが、土偶が妊娠した女性像であり、その女性が胎児とともに死んだために、土偶を壊すことで、その魂を あの世へ送り、再生を図ったとする論考は、衝撃的だった


    日本文化は、中国や朝鮮から輸入されたものだけでなく、土着の縄文文化が基底となっているとしており

    縄文時代の狩猟採集に見られる自然共存思想 や 太陽信仰や蛇崇拝に見られる人間を超える存在を神とし、生死は循環するとした思想に 日本人の原象を見出している

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著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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