秋の調べ 船頭岡っ引き控 (学研M文庫)

  • 学研マーケティング (2013年9月10日発売)
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本 ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784059008538

作品紹介・あらすじ

船宿の船頭・霧太郎は、南町同心の浦部から手札を受けて、小網町界隈を縄張りとする岡っ引きでもあった。その浦部から米屋の主を殺害し、四百七十両を奪った盗賊の探索を命じられる。犯行後、町内から姿を消した男の行方を捜し、不審な棒手振をつきとめるが…

感想・レビュー・書評

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  • 霧太郎もしっかり岡っ引きを勤めてますね。

  • L 船頭岡っ引き控2

    シリーズ第二弾、だいたい事件や流れは既定路線なのはもはや仕方がないのか。
    ちょっと子供を使うのがずるいというかなんというか。
    霧太郎、まだ岡っ引きとしては浅いので今後に期待。それにしてもそんなうまく事件解決しちゃう?
    作中、霧太郎の周辺には女がふたり。この作家はこの手の設定が好きなのかね?寺侍もそうだったような。更に、シリーズ通した事件や謎がないと尻切れトンボで終わる予感。どんどん出るけど放置してるシリーズもあるし。

    そういえば、この作家「〜ということだ」というフレーズをよく使っているのだけれど違和感あるなー。

  • 船宿の船頭で岡っ引きである霧太郎の捕物 第2弾 3編の短編よりなる。前巻よりキャラやストーリーが定まってきて安定感が出てきた。霧太郎の探索への考え方が成熟してきたし、船頭というのがストーリーや情景に上手く反映されてきた。それに脇キャラの主人公やストーリーへの絡みも増してきて話を面白くしている。特に見習いの虎吉や木戸番の文六が良くて今後の動きに期待できる。目の敵にされる親分も登場し話に幅が広がった感じだが、もう少し絡んでも良かったかな。ダブルヒロインの使い方も今のところいまいち盛り上がらないな。

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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