現代語古事記 天皇の物語 (学研M文庫 た 30-2)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059008644

作品紹介・あらすじ

「今までで最高の現代語訳」と大評判の『現代語古事記』文庫版・第2弾がついに登場。神武天皇によって建国された日本は、どのような経緯で全国を制覇していったのか。古代の天皇たちの活躍が、躍動感あふれる訳文で読める古事記のクライマックス編!

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり倭健と雄略天皇、オケ・ヲケ兄弟が好きだ

    分かりやすく、良かった

  • あおってるわりには。

  • 原典では中から下の巻で、本書は天皇の物語としてまとめられた。神話とは趣を異にして、人間臭さを感じさせる話が雄略天皇の条まで続き、それはそれで楽しめた。神から人への移り変わりも、強引さはあるものの、段階を踏んでいる。印象的なのは允恭天皇の条で、異母兄妹の婚姻は許されても、同母兄妹の婚姻は禁忌すべきこととして扱われていたことだ。巻末付録の著者と百田氏の対談は、まあお互いに結構右寄りのベクトルで合っているのだなぁという感想。前回も書いたが阿刀田高『楽しい古事記』を併せて読むと面白い。

  • 面白い。神代の話は日本人として知らなくてはいけない、と痛感した。

  • 「神々」の時代が終わって「天皇の物語」へ。お話として面白いなと思うのは、ヤマトタケルぐらい。ほとんどが歴代天皇の事跡を綴ってあります。
    ま、「神々」「天皇」二つ合わせて、ハンドブック的な使い方したいと思います。

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著者プロフィール

昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。作家。平成18年(2006)に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞。令和3年(2021)には第21回正論新風賞を受賞。著書はほかに『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』『日本人はなぜ日本のことをよく知らないのか』『日本人はいつ日本が好きになったのか』『日本人が一生使える勉強法』『アメリカの戦争責任』『天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか』『日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか』(以上、PHP新書)、『現代語古事記』(学研プラス)、『決定版 日本書紀入門』《久野潤氏との共著》』、『なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか《門田隆将氏との共著》』(以上、ビジネス社)など多数。

「2023年 『日本のどこが好きですか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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