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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784059010975
作品紹介・あらすじ
後藤又兵衛は、黒田如水の庇護のもとに育った。やがて如水の子・長政を凌ぐ大器として関ヶ原の合戦で活躍するも、長政との確執の果てに浪々の身となる。豊臣秀頼に招かれて大坂の陣に参戦、縦横無尽の働きぶりを示して、華々しく散った勇猛な武将の生涯。
感想・レビュー・書評
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剛毅な男後藤又兵衛の生涯。主の黒田長政は嫉妬深く 事ある毎に又兵衛と対立し確執の末主家を出奔してしまう。長政に奉公構えをされ新しい主人に仕える事も出来ず徳川と豊臣の溝が深くなる中武士としての最期の生き様を求め大坂城に入城する。この時代はまだ江戸時代と違って主従関係がはっきりとせずあくまで対等に近い関係だと2人を通して改めて感じる作品でした。
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素直にかっこいい!
これで関ヶ原~大坂に興味を持ちました。 -
「漢」という華の散る様は圧巻。
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この本の二人の関係は好きです。長政が可愛い。
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又兵衛を勇と武を備えた武将に描かれたからか、
主君・長政の揺らぐ葛藤が細かく読めた。
何度も読み込んだ好きな小説。
著者プロフィール
風野真知雄の作品





