三百年のベール 異伝 徳川家康 (学研M文庫)

  • 学習研究社 (2002年2月12日発売)
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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784059011187

作品紹介・あらすじ

「徳川家康は松平家の嫡子ではない。流浪の願人坊主のせがれだった!」明治期に静岡県の役人が、ふとしたきっかけでつかんだ驚愕の真実――家康の出生の秘密を記した実在の史書を題材に、直木賞作家がタブーに挑んだ異色の歴史ドキュメント・ノベル!

感想・レビュー・書評

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  • 前に一度読んだことがあって、ものすごく面白かった。
    「これが面白くなかったら腹を切る!」と見得を切るぐらいに面白かった。
    なのでもう一度読んでみたけど、面白くないことはないのだけど、前ほどの感動はないなあ。

    彫ものを被差別集団にしたのは、彼の出自を隠すためということになっているけど、よく考えてみたらそれは因果関係がないのではないか。

  • 隆慶一郎が「影武者 徳川家康」を書いた時のネタ本…というと言い過ぎだが,作品中でモロに部落差別をとりあげているためか,ずっと絶版で,この文庫本で再刊されたと思ったらやっぱりまたすぐに絶版.というイワク付きの問題作.Amazonのリンク先でも解る通り,古本の文庫本なのに新本時の3倍の値段になっているのも宜なるかな.しかし俺,この作品中で被差別部落と名指しされた静岡市馬淵に住んでたけど気付かなかったなぁ.
    ちなみに文庫本カバーは,丸尾 末広が描いた家康の肖像だが,これが素晴らしい.原寸複製が欲しくなる.

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