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本 ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784059012306
作品紹介・あらすじ
関ヶ原開戦の火蓋を切った井伊直政。若干30歳にして家中最多の12万石を与えられ、赤備えを率いて”井伊の赤鬼“と畏怖された若き徳川四天王が、何よりも望んだのは家康の天下。深い信頼で結ばれた主従が歩んだ天下への道のりを描く!!
感想・レビュー・書評
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サクサク読める上に面白かったです。
ただ関ヶ原辺りから猛スピードでした。
けど、だからと言って何を盛り込めば良いかは分からないので、ソレで正解なのかもしれんです。
直政がデキる子。家康が良い人。
正信と直政は謀臣シンパシーという構図を望むならアリです。
家康と正信と直政がそういうラインで繋がるのが個人的には好きです。
直政の緩急と処世が良いですね。
そして、殿命。奉公一直線故のブレない態度。結果もちゃんと出してきます。
誠心誠意籠ってて有能、でも一騎駆けはする。諫言されてもやっぱりする。だって徳川の為ですから。
完璧じゃないところがまた良いですよね。
家康が素敵な上司です。お父さんみたいな。
真っ黒な家康も好きですが、こういう人情派な家康も好きです。
この殿なら仕えますよ、そりゃ。天下取って欲しくもなりますよ。直政が慕う気持ちも理解出来ますよ。絆でラインも出来ますとも。
良い関係ですよね。
なので、男色関係じゃないから!!って大事なことなので何回も言いました的な押され方すると、分かったから落ち着けという気にもなってくるのは仕方がないですよね…。
うん、そんなに主張されなくても、正直どっちでも良いんですけど…それじゃあダメなんですね、分かりました…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤備えを見てみたい〜〜〜!!
みなさんはどの赤備えが好きですか? -
こういう系の時代小説ってあんまり読まないんですがこれは…!わかっているしわかってくれているってお互い思える関係はいいなあ。二人ともどこか寂しいところが似てるのかなと思ったりもします。
著者プロフィール
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