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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784059012535
作品紹介・あらすじ
幕末最大の謎、坂本龍馬暗殺の真犯人と、その黒幕とは? 本命「京都見廻組説」から「薩摩・西郷指令説」など、既成の諸説を徹底検証。そして、これまで誰も語らなかった「長州藩・神代直人説」を提示。運命の11月15日を「直筆書状」で解明する!
感想・レビュー・書評
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坂本龍馬が暗殺されたことは事実なのだが、真相は闇の中。史料が少なく、伊東甲子太郎の新撰組下手人へのミスリードから、当時の警察権力をもった幕府側や、海援隊を含めた勤王の志士達が真相を究明しようとしている形跡が見られない。ただし、著者の論法は消去法によって通説とされている事々を否定し、我田引水の長州藩・神代犯人説を披露するに至る。これとて、著者の論法から言えば事実認定するには証拠がなさ過ぎる。磯田道史著『龍馬史』の説得力には到底及ばない。
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2010.1
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