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- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784059012535
感想・レビュー・書評
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坂本龍馬が暗殺されたことは事実なのだが、真相は闇の中。史料が少なく、伊東甲子太郎の新撰組下手人へのミスリードから、当時の警察権力をもった幕府側や、海援隊を含めた勤王の志士達が真相を究明しようとしている形跡が見られない。ただし、著者の論法は消去法によって通説とされている事々を否定し、我田引水の長州藩・神代犯人説を披露するに至る。これとて、著者の論法から言えば事実認定するには証拠がなさ過ぎる。磯田道史著『龍馬史』の説得力には到底及ばない。
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2010.1
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