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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784059012573
作品紹介・あらすじ
「天下人秀吉、唯一の真の友」と謳われた“槍の又左”こと前田利家は、お家の都合か四男ゆえの疎まれか、喧嘩に明け暮れたカブキ者。信長と秀吉に臣従し天下取りを支えたが、天下を望まぬはうつけ者だったのか。加賀百万石の礎を築いた武将・利家の生き様!
感想・レビュー・書評
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勝家か秀吉か、どちらにつくか迷う利家が読んでいてとても苦しい 。「信長さまに仕えていた時はこのように去就に迷うことなどあり得なかったのに」という一文が重い。
昔から信長の近くで働き、一時は牢人になったもののずっと信長の為に動いてきた利家にとって、友人か恩人か、義理か家かという選択は初めてでありながらかなり辛いものであったのではないかと。
印象深かったのは利家と慶次郎の対比!権力(立場)と自由の対比とでも言えばいいのかな 世間を斜めに見た、アウトローな気性の気障な格好良さ慶次郎と、快活で初期は慶次郎のような気質がありつつもしなやかに変わっていったふたりのやりとりが面白い!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
志木沢郁(しぎさわかおる)の「豊臣秀長」が面白かったので読んだ。文体や描写がとても私にあっていると思った。豊臣政権を支えた人物として面白かった。
著者プロフィール
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