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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784059020592
作品紹介・あらすじ
江戸後期の大ベストセラーを現代語訳。伊豆大島に流罪となって死んだ鎮西八郎為朝が、実は生きていてやがて琉球に渡り、王家の内紛で獅子奮迅の活躍をするという、滝沢馬琴の長編小説である。その奇抜な着想とスケールの大きさで大評判となった。平岩弓枝訳。
感想・レビュー・書評
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滝沢馬琴の有名な作品を、比較的自由に現代語訳した本です。
伊豆大島へ流罪となったはずの源為朝が、琉球に渡って曚雲という幻術使いと戦うというストーリーで、偽史的な想像力の横溢するファンタジーとして、楽しく読むことができます。いつか原典にもチャレンジしたいという気にさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
源八郎為朝が琉球に渡ってから活躍するお話。読む度にハマっていく。当時流行っていたのも頷ける。
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正式名称は『鎮西八郎為朝外伝椿説弓張月』。
保元の乱で崇徳上皇方に付き、敗れて流刑地伊豆大島で自害した源為朝が実は生きていて琉球で大活躍、な話。
義経チンギス汗説とか水滸後伝みたいな感じを受けた。
現代訳も簡潔で読みやすく、楽しく読めた。滝沢馬琴は面白い。
著者プロフィール
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