雨月物語 (学研M文庫)

  • 学習研究社 (2002年7月9日発売)
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本 ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784059020608

作品紹介・あらすじ

怪異小説の元祖ともいうべき上田秋成の傑作を、作家後藤明生が現代語訳。「菊花の約」「浅茅が宿」「蛇性の淫」「青頭巾」など『雨月物語』全編と、『春雨物語』から2編の作品を収録、怪異をとおして人間の深い愛執が描かれている。

感想・レビュー・書評

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  • 愛おしい。悲しくなるほど純粋。
    読んでみるのも面白いかと。

  • 雨月物語としては2冊目に読みました。
    ぶっちゃけると表紙買いです^p^だって蛇性の淫…!おいしすぎた(笑)

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著者プロフィール

●後藤明生(ゴトウ・メイセイ)1932年4月4日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑生まれ。敗戦後、旧制福岡県立朝倉中学校に転入。早稲田大学第二文学部露文学科卒。博報堂を経て平凡出版(現マガジンハウス)に勤務。67年、「人間の病気」で芥川賞候補。翌年、専業作家に。「内向の世代」と呼ばれる作家として注目を集め、代表作に73年発表の『挾み撃ち』が高く評価される。77年に『夢かたり』で平林たい子文学賞、81年に『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、90年に『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。89年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。93年より同学部長。99年8月2日、逝去。

「2020年 『四十歳のオブローモフ【イラストレイテッド版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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