- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784059035268
作品紹介・あらすじ
「あなたのいのちを、ほんのちょっぴり分けてください」。冬の街頭に山のようなチロルチョコを持って、『いのちの募金』を集める田丸くん。そんな彼に、間違って一生を募金してしまった中学生のつぼみは、募金活動に協力しつつ、やがて彼に恋していく。しかし田丸くんの目的は、死んでしまった恋人を蘇らせることだった…。キュートでホットで、ちょっとミラクルな恋物語が始まる。
感想・レビュー・書評
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あなたは今生きています
でも、私の大切な人はもう生きられなくなってしまいました
どうか彼女を助けてください
あなたのいのちをほんのちょっぴり分けてください
わたしのいのちを1( )だけ分けてあげます
もし命の募金で自分の亡くなった大切な人がすこしだけ生き返るとしたら
あなたはどうしますか?
これは命の価値とはというスケールの大きな問いかけを優しい文体に落とし込んだハートフルな物語
抽象的表現が多いが重いテーマを軽やかに描きあげる文体は◎ キャラは生き生きとしているが多すぎる点で△
傷心している方にお薦めします
これを読めばちょっぴり幸せになれると思います
上下巻読まないと完結しませんがw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
つぼみかわいい( ´ ▽ ` )ノ
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チロルチョコ、ありふれたお菓子。
チロルの甘い不思議な魅力溢れる一冊。
ただ、Bパートをまだ読んでないので、主人公がどうなるかが気になるところです。 -
チロルもまうまうも好き!
ということで購入した本だけど面白い…けどなんだか壮大!
Aパートはあんまりきりのいいところで終わってないんだよなぁ -
タイトルと挿絵があまりにツボで読んでみたもの。
木村航先生作品は以前に「ぴよぴよキングダム」を読んでますが、近い。
かなりこの先生の作品はアクが強いです。
独特の主人公の一人称で基本進むので、「ついてこれる奴だけついてこい!」
て感じ。
「すこしふしぎ」な世界観がツボですが、基本挿絵が好きかで好きにも嫌いにも
なりそう。
変な話ですが好きな挿絵だと好きな世界になり、絵が好きじゃないとどうでもよくなる。
ある意味「ラノベ」ですね。絵と一体になってツボになるか否かという。
実際この作品、可愛いタイトルと裏腹にかなり物語は重たいので、
三月まうす先生の可愛いけどどこか影のある絵があまりにぴったりで。
派手派手な絵だと合わないし、リアル絵だと本気で暗くなる。
しかしながら話の説明も絵にもしにくい話だと思うので、いやはやお見事。
ぴよぴよもこの作品の「Bパート」も読む予定であります。 -
チロルチョコ好きに読んでもらいたいです。
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未読
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うーん…つぼみがあんまり好きじゃない。読みやすいけど逆に淡々としすぎっていうか…下巻が1月に発売らしいから一応それも買う予定。チロルチョコが食べたくなりました。