魔法のランプ (学研M文庫)

  • 学習研究社 (2002年10月8日発売)
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本 ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784059040026

作品紹介・あらすじ

錬金術、処女生殖、鉱石幻想、蝸牛、天使、浦島伝説、タランチュラ……オカルティズムから美術・映画評論や身辺雑記まで、孤高の文人・澁澤龍彦の円熟期の論考・エッセイを収録した、摩訶不思議な知の博物館!(解説=多田智満子)

感想・レビュー・書評

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  • 普通に王道に澁澤さんの著作集だなあという感じのエッセイ集。錬金術ものが中心。

  • 澁澤龍彦のエッセー集と諸々の推薦文だの何だの。澁澤らしい文がたくさんでした。解説によれば、冒頭の「錬金夜話」ほど簡潔に錬金術の説明を出来る人はいないとのこと。たしかに、簡潔にわかりやすくまとまっているが、私はこの人の錬金術解釈をそれほど信用していない。まあ、内容がどうとかよりも好きではないという、嗜好の問題。

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著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澁澤龍彦の作品

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