肉食男子・いただきます (もえぎ文庫)

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  • 学研プラス
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059041276

感想・レビュー・書評

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  • 幼馴染、同居
    遊び人な攻に気に留めて貰えずイロイロ仕掛けてみる受

  • 幼馴染モノです。

    結構派手に遊んでる幼馴染が自分にはモーションをかけてこない事から逆に気になって…誘惑しちゃおうと考える、という誘い受けなお話。

    受けの伊織が誘惑する気になるまでの動機付けがちょっと強引だなぁ…と思うし、その過程で攻めの理央への気持ちに気づいていくのもちょっと無理がある気がするので、読んでいる側としては苦笑い。

    理央の方は気持ちも行動も結構分かりやすくて自然かなと思います。

    誘惑という事できわどいシーンは割りとあるのでそこは楽しめるかと思います。

  • 入荷先:町田市立鶴川図書館

    南原142冊目の新刊は、ひとしきり話題になった「肉食男子」がテーマ(そういえばこの言葉、流行ってからまだ一年も経っていないような気もするが)。

    しかしながら、本当に「肉食男子」なのかを正直慎重に見極める必要があるかもしれない。というのも、攻めが肉食男子という設定なのだが、よくよく読んでみればただの浮名流しをジャーゴンで落とし込んでいるだけの印象も拭えない。逆に考えると、そうした浮名流しという言葉を南原が発見できなかっただけであるのかもしれない。

    とはいえ、そうした言葉遊びに付き合うヒマはありませんとばかりに(しかしBLのセオリーに背を向けていることに注目しよう)、作品を進めていることは評価に値する。
    また別の側面から注目するポイントとして、南原にしては珍しく他者がきちんとノイズとして機能していることがあるだろう。通常南原の作品は他者を兄弟や学校の同級生に限定することでスピンオフ作品を作りやすいようにアレンジメントしているためであり(本書の見えない課題はそうしたアレンジメントに慣れてしまっているがために意図せぬ形で「南原の」ミソジニーが表面化していることである)、端的に言って他者としての女性を描いてこなかった作家がきちんと女性を描いていることだけでも評価しようか。

    とはいえ、今後のために欠かせない総括がいい加減になっているのは惜しいとしか言いようがない。その最大の部分は主人公が無垢でなければならないのかという問いに対する明確な回答がいまだ出せていないことにある。もちろん評者は早急に回答を求めているわけではない。ただ、「おにきゅん」という言葉からはほど遠いエッジのようなこの作品を出せるだけ南原が熟成しているのだということを実感はするけれども。

  • ひさびさ南原さん。筋は悪くないのに、すれ違いすぎだ。

  • 大学生活を始めるに当たって、幼馴染と同居することになったけど。。。

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