覇王の寵妃 (もえぎ文庫)

  • 学研パブリッシング (2011年1月18日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784059041351

作品紹介・あらすじ

居合の演舞会のさなか突然の落雷に襲われ、気を失った大学生の琳太郎。次に目を開けるとそこは、日本ではない場所だった! その世界で「王妃の剣」と呼ばれる剣を抜いてしまった琳太郎は、若き王・沁の妃として無理やり王宮に連れていかれてしまい……!?

感想・レビュー・書評

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  • 雷に打たれて異世界にとばされた主人公


    岩に突き刺ささった剣を抜いたことで、
    王妃候補に!




  •  居合いの演武中、突然、刀に雷が落ちて気を失った琳太郎。
     ふと気がつくと、見慣れぬ景色の中にいて、見たことのない格好をした男たちがこちらに向かっていた。
     驚いた琳太郎は、恐れをなして、洞窟へと逃げ込むけれど、そこに一人の男が迫ってくる。
     男の持つ刀に恐れをなした琳太郎はついつい刺さっていた剣を抜いてしまった。
     琳太郎に退治したその男はそれを見て驚愕に目を見開いた。
     実はその剣は、『王妃の剣』で、それを抜いたものは迫ってきた男・沁王の妃になる運命なのだという。
     まさかの事態に、必死で沁王から逃げようとする琳太郎だったが……

     という話でした。
     なんというか、これはひどい……ってちょっと思ってしまった。
     知り合いも誰もいない世界で、いきなり優しくされたらその人に惹かれるしかないよなぁー……。
     おまけに、敵方の男は、琳太郎を牢屋に放り込んで乱暴をしようとして、そこを助けられたら、誰でも相手のことを好きになるよね。
     かなりずるい話だと思ってしまった。

     そういう意味では、べったべたでした。
     普通、たった一人の家族を残していたら、元の世界に戻りたいと思って普通だと思うんだけど、かなり無茶な方法をすれば、行き来ができないこともない、とわかったから、最後はハッピーエンド。
     でもどうしても、その「それしかない」って選択肢でする恋ってどうなんだろう?? と思わずにはいられないので、個人的にはあんまり萌えられませんでした。

  • 設定は結構よくみるものでしたが面白かったです。
    ただ、案外あっさりと物語が進んでしまっていたのがちょっと残念でした。

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著者プロフィール

ホワイトハートほかにて多くのBL作品を執筆。ティアラ文庫にてTL作品を刊行。

「2013年 『後宮の星詠み姫 ~天命は皇帝の手に~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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