最後に好きと言ってやる (もえぎ文庫)

著者 :
  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059041467

作品紹介・あらすじ

傲慢なトップモデル鳴海の前に、小林と名乗る可愛い男が現れた。ほんの気まぐれからマネージャーに採用すると、小動物系の外見からは予想できない有能さを発揮する。その小林から憧れの目で見つめられることが、いつしか鳴海のやりがいに…。そんなとき世界的ブランドのモデルオーディションへの参加が決まった鳴海は、今までにないプレッシャーから小林を押し倒してしまう。翌日、彼は忽然と姿を消した…。初めて自分の気持ちに気づいた鳴海は…。

感想・レビュー・書評

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  • うるです。末長く幸せになってほしいです。

  • 面白かった!人気が出始めている売出し中の俺様モデル×自称会社員のワンコちゃん。実は超エリート。
    この組み合わせは面白かったです。
    攻の鳴海が自分のことを、実力はあるけどいまから成長していく途中ということをよくわかっていて頑張って自分を大きく見せているところがいいですね。これからどんどんいい男になっているんだろうなぁ。
    そして超エリートの受小林はそんな鳴海を純粋に一生懸命追いかけていくところが可愛いですね。

  • 傲慢俺様トップモデルの鳴海と、ただのファンから攻のきまぐれでマネージャーに抜擢された清流の、かわいめなラブストーリー。
    俺様攻の視点で描かれる面白さは火崎ワールドならではの味ですが、この作品は俺様がいつもより甘めです。そして、鳴海はモデルという仕事に対する気概が充分感じられて、その分話がお仕事モノとしても俄然面白くなっている気がします。いい加減な仕事をするマネージャーは何人もクビにしたりする一方で、的確な清流のアドバイスは真面目に受けるところなんか、仕事にちゃんと向き合っていて読んでいて楽しかった。

    そして清流が目がでかくてかわいい雰囲気なのに、なかなかデキる有能なマネージャーというのが、読んでいて快感です。「休職中」という、いろいろ謎の部分が多い設定なのも興味がわきます。しかし、清流が消える前あたりから何となく彼の正体が分かってしまったのがちょっと残念。

    自信満々で自分についてくると思っていた清流が消えてからの鳴海、最後までかっこよくブレなかったところがよかった。それに自分が清流に甘えていたことにも気付いていたし、追いかけて謝ろうと考えていたことも、オーディションにちゃんと前向きになっていたのも全部胸キュンにさせられました。

    再会した後の、俺様をあきらめない鳴海のセリフ全部に赤面したり、笑ってしまったりしたけど、憎めない愛しさでいっぱいにさせられました。エロ的にはちょっともの足りなさがあったかも。番外編、清流視点での甘々でラブラブなSSです。やっぱり俺様だけど、そこに清流はぞっこんみたい。鳴海のセリフ、どれも傲岸不遜だけど、恥ずかしいくらいメロメロな愛があふれていて、ステキすぎです。

  • 火崎さんの本は攻視点の方がかわいげがあって好きかもしれないー。有能stkかわいかった面白かった♪

  • ★★★受けの小林が何者なのかラストまで分からなかったので、ワクワクしながら読めました。俺様なんだけれど、仕事に関してポリシーもあってカッコイイ攻めでした。小林は鳴海に憔悴して褒めちぎっているけれど、ポイントを得ているし、仕事もきっちり出来ていてこちらも好感の持てました。 ただ、ラストに二人の立場っていうのが明確になった時にこの二人どうなるんだ?とちょっと心配になったかな。お話自体は面白くてサクサク読めるのですが、恋愛視点で見ると萌えがちょっと足り無いかな?

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