- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784060606150
感想・レビュー・書評
-
ぶらり、と書店を訪れた時に
必ずする事がある。
それが、
『ご自由にお持ち帰りください』コーナーの
情報誌をすべて持ち帰る事。
チラシの類はもちろんのこと、
稀にお値段のつく情報誌が
バックナンバーに限り持ち帰り可♪になっていた時は
ラッキーだ。
新刊、
これから出る本、
そのタイトルと著者、そして短い紹介文をさらりと読むのが好きなのである。
『IN POCKET』については
この献本企画にて初めて知った。
ありがたく頂き、早速4冊のうちの1月号を拝見したのだが、
予想を外して大変充実した中味であった。
ドラマは観ないので「ST」についても
(おっ、藤原竜也か。)と、思ったきりでいつのまにか番組も終了していたが、
改めてこんなに掘り返されると
(バックナンバーなだけに。)
今更ながらに興味津々!
(くぅ~、観とけば良かったなぁ。)
悲観に暮れる私に、
次のページがくれたものは
小説版の新連載。
(いたれりつくせり。)
巷では情報が溢れかえっており、
本当に読みたいものがわからなくなりそうな今、
ほんのちょっと試し読みをどうぞ…
掻い摘んでこの様なドラマ、物語なのですよ。
興味を惹く作品があったら是非ご覧下さいませね。
と、いう謙虚で親切な情報誌だなぁ~と
嬉しくなってしまった。
残り3冊もゆっくり拝読したい。
献本有り難うございました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
皆川博子の辺境図書館:ピランデルロ「作者を探す六人の登場人物」。赤川次郎の寄生生物殺人事件。柴田よしき恋の神様はお昼休み中。の3つは単行本になったら読むはず。
-
文字通りポケットサイズの文芸雑誌だったので、そのサイズ感が何となく新鮮でした。
内容としてはその月の特集に興味があるか、というので好みが分かれるかもしれません。
個人的には今月号のSTシリーズやミステリー小説などに興味があまりないので、評価は低めですが、興味があれば読み応えはある一冊かと思います。 -
▼目次
【巻頭特集】今野敏「ST」シリーズ大解剖 解説:西上心太
「螺旋の呪詛」連載スタート!
【ドラマ化続々!!】
赤井三尋『翳りゆく夏』
中山七里『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』
柴田よしき『花咲慎一郎』シリーズ
【『女のはしょり道』ついに文庫化!】
伊藤理佐が描いた"女心の核心"漫画
【円城塔『道化師の蝶』文庫化限定企画!】
ポケットの中で読むに限る 福永信とナマエミョウジ
【『検屍官シリーズ第21作『儀式』上下巻刊行記念】
大特集『パトリシア・コーンウェル最新刊のみどころ』徹底分析!
第一部【ここに注目】MITで発見された遺体の「検死メモ」&コーンウェルが描く「アメリカの闇」
第二部【創作背景に迫る】編集部⇔コーンウェル「Q&A」6
第三部『儀式』をめぐる「関連地図&人物相関図」