- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784060606754
作品紹介・あらすじ
70年目の夏に考える。戦争小説特集!/本城雅人インタビュー
感想・レビュー・書評
-
ブクログの献本で読んだ。この号の特集の戦争の話は重かった。「母と暮らせば」誕生の話が印象に残った。この号から連載が始まった「女系の教科書」は描写がリアルでシリーズ1作目の「女系の総督」が読みたくなった。ブクログの企画が面白かった。値段が安くて良かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブクログさんの献本で頂きました。ありがとうございました!
巻頭特集の「70年後の~」は読まずにはいられない内容でした。
復刊したという『ガダルカナル戦記』は是非とも読んでみたいです。
今となっては戦時下を知る人は少ないし、と思っていましたが
”少なくなかった”頃に刊行されたものがこういった形で復刊されると
当時の詳細な記録(記憶)を知る機会が増えそうで良いですね。
応募時に期待していた『装幀を読む』も面白かったです。
亀倉先生のしおり・・・!見たい・・・!
凝視するだけなら私も得意ですが
すぐにゲシュタルト崩壊するのでダメです。
「作家と○○」の予告(?)が載っていたのはわくわくしました。
私が応募したものは歯牙にもかからなかった気配。
パズルインポケットの応募ハガキにも書きましたが(←応募した)
IN★POCKETはやっぱり何より形と大きさと硬さと重さと質感と
要するに物理的な意味でとても好みなのです。
特に背表紙の角の加減は素晴らしいです。ありがとうございました。 -
ブクログさんの抽選でいただきました。
大特集として「70年後の夏に考えること。」と題してインタビューや企画ブックガイドがあります。中でも、小松座の井上さんのインタビューとブックガイドが印象的です。
まず、井上さん。
映画「母と暮らせば」(12/12/2015公開予定)誕生秘話と、井上ひさしさんから受け継がれるものがメインです。
「受け継がれるもの」とは言葉であり物語であり体験であり…。なんでもいいのです。大きくても小さくても。明るくても冷たくても。それを、「自分の焔」として次の世代へとパスできるか。果たして僕は自分の「焔」をもてているのだろうか…。
企画ガイドは戦争に関する本をフィクションノンフィクションにかかわらず6つのアプローチから選書されている。講談社さんということで、青い鳥文庫からも。
他にも個人的に、麻耶雄嵩さん小野正嗣さん長島有里枝さん各人による『もうひとつのあとがき』、「花咲舞が黙ってない」の原作紹介などなど…とても楽しめるpocketサイズの一冊でした。 -
今号も内容が充実。
こまつ座の特集は特に読み応えあり。
次号も期待大です! -
こまつ座、井上麻矢。井上ひさしの娘。広島の物語を語り継ぐ。赤川次郎 四文字熟語殺人事件をはじめて雑誌で読む。毎月原稿を納めているのか、全部書いて渡しているのか気になる。柴田よしきなどなど興味深々。
-
▼目次
【巻頭大特集】70年後の夏に考えること。
Vol.1 こまつ座から見つめる人間の姿
『父と暮らせば』から『母と暮らせば』に次がれたもの
Vol.2 神立尚紀インタビュー
「のこされた時間のなかで」~ゼロファイターへの取材 20年の軌跡
Vol.3 亀井宏、畢生の大作『ガダルカナル戦記』全四巻刊行記念
今こそ後世に語り継ぐガダルカナル「慟哭の証言録」
Vol.4 70年後の夏に考える
Who, What, When, Where, Why, Howブックガイド
【『境界 横浜中華街・潜伏捜査』刊行記念】
日本と〝外″が出会うとき 本城正志
【丹念で大胆な正統派ミステリ】
池井戸潤がドラマ「花咲舞が黙っていない」に提供した作品群の魅力 村上貴史
【IN★POCKET×ブクログ公開企画会議】
「作家と〇〇(テーマ)」たくさんのご応募ありがとうございました!
…etc
▼IN★POCKET最新号解説はこちら▼
http://kodanshabunko.com/pocket/