IN★POCKET はじめてのミステリ。 (2015年8月号)

  • 講談社 (2015年8月12日発売)
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本 ・本 (420ページ) / ISBN・EAN: 9784060606853

感想・レビュー・書評

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  • 特集の「はじめてのミステリ」
    これは買いです。
    いろいろな作家が人生ではじめて触れたミステリーについて作品のことを踏まえながらコメントしてくれている貴重なものです。
    時代背景とかも考えると、年代によって異なるものの、
    結構みなさんが読み始めたミステリーが似ていることに気づきます。
    最初に触れるミステリーの質が将来に少なくとも関係していることがうれしいです。

  • 献本企画でいただきました。

    最初の「初めてのミステリ」から非常に読み応えがあって単なる本の情報誌と思っていたのをいい意味で裏切られた。
    いろんな作家さんの作品との出会いを読んで久しぶりに自分が最初に読んだミステリーを読み返したいなと思ったり、どっぷり企画にはめられた感あり。
    連載小説や対談、新刊情報と盛りだくさんで200円でこれはお得感あり。
    ただ、ちょっと読み応えがありすぎて毎月だと他の本を読む時間を削られてしまうので手を出しにくいのが難点かな。

  • 献本ありがとうございます。
    今まで読んだことのない作家さんの連載の文章を読んで面白かったので、今度また読んでみます。

  • 定価200円とは言え、さすがは講談社。
    読み応えというか、なかなか中身のある
    情報誌である。

    個人的には、巻頭の特集に寄稿された方の数が多すぎはしないかと思うが、すべてに目を通そうとせずにアンテナに引っかかるものをピックアップすればいいのかもしれない。

    連載小説もつい読んでしまう。
    これは反則だ(笑)
    定期購読してしまいそうになる。

    定期購読といえば、他社のものもすべて掲載した文庫新刊目録は、毎月の情報として非常に有益でありがたい。

    しばらく続けて買ってみようと思ったりしている。

  • ブクログさんに贈っていただきました!作家のみなさんのはじめてのミステリー、というのに興味があり、じっくり読ませていただきました。クリスティやクイーン、ポーなど自分も好きなミステリーが結構あって、作家の先生がたに親近感わきました。いつも新しいミステリーに出会いたい、といろんなところを参考にしますが、今回もいい機会となりました。ありがとうございました!

  • 文庫情報誌。
    ミステリ気になってるので前回頂いた4月号装幀特集より好み。

    ◆◆目次(大体)
    ・はじめてのミステリ。
    ・唐沢寿明インタビュー
    ・南部芸能事務所シリーズシーズン4「オーディション」…畑野智美
    ・乱歩賞作家、襲名披露。…竹吉優輔、杉江松恋
    ・サイコサスペンスと成長譚…竹吉優輔
    ・戦争の前も後も、僕らはずっと悪ガキだった…佐藤さとる、村上勉
    ・意味のある偶然の一致…川瀬七緒
    ・川瀬七緒さんと目黒寄生虫館に行ってきた…土井ラブ平
    ・女系の教科書・第2回…藤田宜永
    ・作家と○○結果発表(IN★POCKET×ブグログ公開企画会議)
    ・辺境図書館(街道、コフェチュア王、ジュリアン・グラッグ)…皆川博子
    ・『言霊たちの反乱』文庫化にあたって…深水黎一郎
    ・偶然の聖地・第10回…宮内悠介
    ・身の丈に合うスタジアム…大友信彦
    ・装幀を読む・第69回「日本人のデザイン観」…永友啓典
    ・恋の神様はお昼休み中・第37回…柴田よしき
    ・月刊落語通信・第48号…土井ラブ平
    ・せめて昼メシ講座・第94回…枝元なほみ、江上剛
    ・シスリー姉さんの月光相談室・第17回…東直子
    ・高温多湿殺人事件・第1回…赤川次郎


    ◆◆はじめてのミステリ。
    初めて読んだミステリを作家さんが紹介する企画。
    ミステリをあまり読まないわたしでも知っているような有名な著書の紹介が多い。何人もの作家さんが同じ作家さんや著書を紹介していて、多くの人に愛されるから名作なんだなあと改めて思った。
    セーラー服と機関銃が小説なのは知らなかった…。
    白河三兎さんが学生時代に書いた「マーガリン」を読んでみたい。

    ■読みやすかったので著書が気になった作家さん
    ・吉川永青「遅効性の恐怖」
    ・行成薫「Sの悲劇」

    ■紹介されていて読みたくなった本。既に読みたかった本は除く。人名は紹介者。
    弁護側の証人…若竹七海
    オーデュボンの祈り…片川優子
    蜜柑、泣いた赤鬼…青柳碧人
    占星術殺人事件…朱野帰子
    三つ首塔 …加藤元
    カラマーゾフの兄弟…白河三兎
    三毛猫ホームズの推理…円居挽
    パタリロ!…伊与原新
    妖魔の森の家…伊与原新
    虚無への供物…編集長O嬢/読みたいリストに入ってたけど改めて読みたくなった
    オイディプスのいる町…坂本葵


    ◆◆乱歩賞作家、襲名披露。
    お話に出てきたマグノリア(映画)が気になる。


    ◆◆意味のある偶然の一致
    川瀬七緒さんは澁澤龍彦さんのイメージが「悪徳の栄え」だそう。
    そういえばお正月に読んで途中で力尽きていた…


    ◆◆辺境図書館
    内容難しいので、紹介されている作家さんの本を読んでから読むともっと楽しめそう。


    ◆◆シスリー姉さんの月光相談室
    小龍包への回答に思わずつっこみました。なんでやねん!\(^o^)/


    ◆◆メモ
    キャンペーンでいただきました。
    作家と○○結果発表にわたしの投稿したテーマがチラッと出ました\(^o^)/

  • 2015年8月25日読了。ブクログの献本企画で当選した、文庫サイズの本の雑誌。特集「はじめてのミステリ」は、多数のミステリ作家が「そして誰もいなくなった」などはじめて読んで衝撃を受けたミステリにまつわる思い出を語っておりとても面白かった。コナン・ドイルに乱歩、クイーンなどは小学校の図書室から借りてよく読んだ記憶はあるが、中身は覚えでいない。また読み直してみたい、という気になった。雑誌全体から伝わる「オレたちは本が好きなんだ!!みんなもっと本を読んでくれえ!!」というメッセージは、痛々しいほど。

  • ◆内容◆
    大特集「はじめてのミステリ。」では作家の「はじめてのミステリ体験」を大特集! 40人を超える作家のみなさんにエッセイをご寄稿いただきました。読んだ本も時代も場所も違う、たくさんの「はじめて」がつまっています。これからミステリを読まれる方へのブックガイドとしてもおススメです。ぜひお楽しみに!

    ◆執筆者(一部・敬称略)◆
    筒居康隆、森村誠一、辻真先、皆川博子、片岡義男、有栖川有栖、若竹七海、いしいしんじ、堂場瞬一、伊東潤、堀川アサコ、青柳碧人、呉勝浩(本年度乱歩賞受賞者『道徳の時間』)、ほか

    その他、第59回乱歩賞受賞作『襲名犯』文庫化記念、竹吉優輔×杉江松恋対談、『ナポレオンの村』放送開始記念唐沢寿明さんインタビュー、『わんぱく天国』文庫化記念佐藤さとる×村上勉対談など今月も特集盛りだくさんです。どうぞお楽しみに!

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著者プロフィール

監修・執筆 深田晶恵
個人のお金の相談を受けるファイナンシャルプランナー。(株)生活設計塾クルー取締役。
金融商品や保険商品の販売をせずに、中立的な立場で退職後の生活設計などの相談を受けている。高齢の夫の両親と同居の経験もあり、高齢者へのアドバイスに定評がある。著書は『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』(講談社)など多数。

巻頭料理特集 『かんたん! おいしい! 手間いらず 冷凍うどんのすすめ』(上田淳子)
兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究所職員を経て、渡欧。帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。作りやすい家庭料理レシピが好評。『冷凍お届けごはん』『ひとりでできる 子どもキッチン』(以上、講談社)など著書多数。

週末コラム 『健康になる食生活』東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 濱裕宣・赤石定典
健康と栄養のバランスを大事に、日常生活の中で活かせる食事のノウハウの普及を目指している。栄養のプロの知識と科学に基づいたわかりやすい解説に定評がある。

「2022年 『かんたん年金家計ノート 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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