3×3EYES 1 (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
3.63
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本棚登録 : 544
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061021235

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃からハマった作品。
    ★5じゃ足りない!

    不老不死の術を使うとされる三只眼吽迦羅。
    その生き残りであるパイが、チベットで彼らについて研究していた考古学者の息子、八雲を頼って東京へとやってくる。
    俗世と一切関わることなく暮らしていたパイが
    その身ひとつで遠路はるばる彼のもとを訪れたのは
    たった一つの願いを叶えて欲しかったから。

    「ニンゲンになりたい」

    その、ただ一つの願いを——。

    日本から中国、インド。
    アジアの各地を飛び回りながらのパイと八雲の冒険活劇は
    今もこの胸をわくわくと躍らせる。

    西洋ほどかけ離れておらず、日常に近いようではあるけれど
    空中の中階段に一歩上がったような
    どこからか怪しげな麝香の煙が漂う
    そんな雰囲気が絶えず紙面から流れ出ている作品だった。

    強大な力を持っているけれど、
    それ故にすぐに眠りについてしまうパイのもう一つの人格「三只眼」
    食いしん坊で、世間知らずで、突き抜けてアホの子なパイ
    そして、優柔不断で頼りなくて、けれどとても情に厚い八雲。

    3人の織りなす物語は、カラフルな魔法の絨毯だ。
    その上に寝そべってヒラヒラと、ゆったりしたり加速したり
    風に煽られてはらはらしたり。

    そのうちに、ぎゅっと絨毯を握りしめて
    いつのまにか彼らに同化している自分に気づくだろう。

    あるいは私たちの魂は、物語の一番初めに
    八雲と一緒に三只眼の中に取り込まれたのかも知れない。


    ニンゲンになるための、
    長くて険しくて、そして懐かしい旅が、
    始まるんだ—―—。

    • skyufoさん
      藤田さま
      コメントありがとうございます!
      子供の頃に読んで、感想を書いたのも昔のことなので、本当に感覚のまま書きなぐっていて少し恥ずかしいで...
      藤田さま
      コメントありがとうございます!
      子供の頃に読んで、感想を書いたのも昔のことなので、本当に感覚のまま書きなぐっていて少し恥ずかしいです⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄
      でもラストは確かに、どっちともとれるような、あるいはどっちかに区別なんてないような
      そういう表現だったようにも思い出せます。
      二重人格を選ばないといけないっていうのは、どちらも自我があるのに内在してる点で本当に残酷だなぁと今は思います…

      久しぶりにあの異国情緒あふれる世界に帰りたくなりました!こちらこそ、ありがとうございました!
      2020/12/14
  • 3×3EYES
    第1〜8話

  • ここから全てが始まるんですよね
    カタカナで日本語を喋る感じが
    流暢ではない
    でも
    一生懸命に話す感じから始まる物語
    とても懐かしく
    優しい
    久々にゆっくりとした再読です

  • Kindleで3巻まで無料公開されてたので久しぶりに読みました。中二病当時に土爪とかやばかったですね。
    新しいのもでてるらしいですが、今のところそこまでは食指のびず、静観します。。。

  • ヤンマガKCスペシャル

  • 愛蔵版のようなものを購入したのですが、その本のページがなかったのでこちらで。

    魅力的な世界観と、綾小路編があまりに胸に突き刺さり、ずーっと心に残るものになりました。

    そのあとはどうやら世界観がだらけるようで、一切読んでいません。

  • 全40巻

  • 作者の結婚式の引き出物として、サイン本をもらった。

  • 中学生の頃に読み始めて、それ以来大好きです(・ω・)

  • 全40巻の長編ファンタジー漫画。2002年に完結した。他人を1人だけ『不死』に出来る三つ目の妖怪(♀)と、不死にされた主人公(♂)の物語。2人共只の人間になることを望み、その術を探す旅に出る。

    自分が小学生くらいのときからやっていた漫画で、今ほどエロが氾濫していなかった当時にしては結構過激な描写が多く、そういう意味で変な人気があった。しかし、最初から完結までしっかり通ったストーリー構成や魅力的なキャラ設定など、実に良く出来た漫画だったと思われる。途中からワープゾーンが出来て、あんまり旅っぽくなくなってしまったのは若干残念ではあったが、それでも最後まで面白かった。

    「不幸の表れは破壊なれど、破壊の根本は幸福の追求ではないのか?」

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著者プロフィール

東京都江戸川区出身。代表作は『3×3EYES』、『万能文化猫娘』、『碧奇魂ブルーシード』など多数。『3×3EYES』で第17回講談社漫画賞受賞。2019年現在、累計3333万部超の同シリーズは月刊ヤングマガジンにて連載中。

「2019年 『SDガンダムスペシャルアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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