課長島耕作 2 (モーニングKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061025622

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  • ニューヨークで活躍する島耕作。アイリーンを通したボブとの奇妙な人間関係や、同僚の失敗から回ってくる手柄。また、その結果に人の褌で相撲に勝ったと悩む耕作...。
    この時代のニューヨークのビジネスマンとはこういうものだったのか。子供の頃は米国というと憧れの国で、確かにこんな豊かな生活ができる人々が羨ましいと思った。
    さて、後半でニューヨークから日本に戻ることになったが、今後も会社の派閥に翻弄されそうでドキドキする。アイリーンやボブとの関係もどうなるのか。

  • 正直、このアメリカ編は、もっと後、6巻とか10巻とか、
    もっと日本を描いてからでもいいような気がするんだよなー。
    日本を描いて、ちょっと変化をつける意味でアメリカ編、みたいな。

    ボブとアイリーンの奇妙な3角関係も、いい味出してるものの、
    俺の奥底では受け入れられない関係だったりするし。


    とはいえ、今とは時代は違うものの、
    「アメリカってこんなんなんだー」と疑似体験させてくれる感覚は楽しい。
    投資を募ったミュージカルがすぐに公開されたり、
    ボブがあっという間に売れっ子になるというテンポの良さも○。


    水口がクララに振られて、それで終わりでも十分お話として成立してるのに、
    そこでおっぱいを強く揉んでボコボコになる、というエピソードを足してるのが深い味わい。
    「おっぱいを強く揉む」という行為自体に何ともいえない不思議なものを感じさせ、
    それもまた味になっている。

    「1ドル250円で換算すると~1ドル100円で計算すれば、大体日本と同じだ」
    って予知してたって事?!
    ヤングシリーズは過去の事だけど、
    この頃ってリアルタイムの事書いてるんだよね?
    1985年って1ドル250円だったんだっけ?


    事情があるにせよ、一時帰国しても家じゃなくてホテル泊まりなんて、
    俺には考えられないなー。
    しかも、ティファニーのブローチをその辺のねーちゃんにあげるとかw
    「スキンは何故持っているのか説明がつかない」
    のコマがシュールすぎるwwwww
    いや、これはシュールとは違うかw 
    でも何だかすげーおもろい。


    生理休暇にセックスってやっぱ変わってんの?
    いや改めて言われると、アレって思っちゃうw

著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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