きりひと讃歌 3 (手塚治虫漫画全集)

  • 講談社 (1977年11月1日発売)
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感想 : 6
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  • 本 ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784061086333

感想・レビュー・書評

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  • 手塚治虫版の『白い巨塔』と評される、医学界の権力闘争を扱った長編。登場人物の誰もが救われることのない、悲しい物語です。テーマの重さもさることながら基本的にどぎつい描写が多く、僕は中学時代に初めて読んだときから怖い印象を強く持っていました。キリスト教の受難の考えなど、深く考えさせられる仕掛けが満載されています。

  • 2007. 01. 24. かすかな希望がちらと現れてはきっちりその後絶望で上塗りされていく。そのままぐいぐい物語は進む。そのあまりの完結で無駄のない雰囲気に、この後手塚治虫によくある打ち切りのラストが待っていたりするんじゃないかと不安になったりする。この巻ちょっとブラックジャックとかぶる。

  • 麗華〜〜!



  • いまだ黒く染まる余地があったのか・・・。
    面白いけどあまりにも絶望的でヘコむなぁ。
    今後誰かが救われるような展開になるのだろうか。

  • この漫画で一番のトラウマシーンが、3巻ラスト。
    不幸すぐる

  • 「きりひと讃歌」
    「奇子」
    「アドルフに告ぐ」
    は外せない。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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