ファウスト 手塚治虫漫画全集 (手塚治虫漫画全集)

  • 講談社 (1979年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ / ISBN・EAN: 9784061086609

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは、難解な原作を手塚治虫が巧みに漫画化したことで、作品の魅力を新たに引き出している点です。原作の「ファウスト」を未読の読者でも、手塚の手によって分かりやすく、かつ深い内容に仕上げられているため、...

感想・レビュー・書評

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  • 『ゲーテはすべてを言った』から興味を持って。
    『ゲーテは~』の鈴木結生の20代前半とは思えない老成ぶりにも驚いたが、手塚治虫が『ファウスト』を描いたのも20代前半。天才ってすごい。
    雰囲気的には、リボンの騎士のような、ディズニーっぽいような、ハムレットっぽいような感じ。
    はじめは変なキャラクターがどんどん出てきてなにがなんだかわからなかったが、3回くらい読んだらなんとなくわかった。
    しかし、ファウストは別にいい人でもなんでもないと思うが、努力家だから天国に行けたのか?

    『赤い雪』は、ストーリー展開がアナ雪みたい。こちらは女の子向けな感じのストーリー。ばかなイワンというキャラクターが出てきて思い出したが、『イワンのばか』を読もうと思ってから30年くらい経ってしまった。

    あとがきで、『ファウスト』には「せむしの仔馬」という映画の影響が強く現れていること、藤城清治の影絵も同じく影響を受けていること、ゲーテ記念館にこの『ファウスト』が収められていることなど、思わずジーンとしてしまった。

  • 「ファウスト」目当てで「赤い雪」は未読。
    本物のゲーテの「ファウスト」はまだ読まずにいるのでどこまで原作の内容にそっているのかわからないが、このおかげで「ファウスト」の世界観が理解できれば、と思って読んだ。
    さすが手塚治虫、わかりやすくも軽い内容にならず、絶妙なバランスを届けてくれる。

  • 『ファウスト』はゲーテが身命を賭して書き上げた戯曲であり、とにかくややこしいので一読しただけでは全てを理解することは困難だ。そんな作品を漫画にしようとするだけでもすばらしい試みだとは思うのだが、その上それをきちんと手塚治虫の作品として成立させてしまう。そこがこの人のすごさなのだ。

  • 『百物語』、『ネオ・ファウスト』とともに「手塚治虫ファウスト作品3部作」を成す作品です。手塚治虫21歳のときに描かれたもの(1950年の作品)で、その若さと完成度とのギャップが怖すぎます。原作の大胆な簡略化と読者を楽します仕掛けは、発表から60年近くたった今もまったく色あせていません。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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