少女クラブ版 リボンの騎士(1) (手塚治虫漫画全集)

著者 : 手塚治虫

• 講談社 (1979年10月11日発売)

感想・レビュー・書評

[ししぼんさんの感想 · 2011年10月13日]

天使チックのいたずらで誤って女の子の心と男の子の心を飲み込んでしまった王女サファイア。王位をバカ息子に継がせたい大公の存在の脅威とひょんな誤解からサファイアは時々女の子の格好をするが、男として生きることに。
変装して踊った隣国の王子に見初められたり、彼女を陥れようとする大公やナイロン卿、悪魔や天使なども絡んで、童話を取り込んだような盛りだくさんなお話。

リボンの騎士があんまり出てこないのが拍子抜け。

[Amyさんの感想 · 2011年1月7日]

豪華絢爛。宝塚を観て育った彼の幼少体験がここから見えてくる。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」