W3(ワンダースリー)2 (手塚治虫漫画全集)

手塚治虫

• 講談社 (1980年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[reinouさんの感想 · 2017年1月23日]

馬場先生がいい味を出している。今更だが、人物の描術は古典的だが、コマ(というよりコンテ)が見せる疾走感が独特(独創的)なのだなぁ、と。

[y_dokaさんの感想 · 2016年11月6日]

結構展開が早くて、登場人物の関係も複雑化して、むちゃ凝縮された物語の進み方。これ、現代に復活させたら、まあ50巻は行くんじゃないかな。

[ピヨピヨさんの感想 · 2010年10月29日]

古き良きSFファンタジー。ラストのオチが秀逸。馬場のぼるをモチーフにした馬場先生は、他の手塚作品に顔を出す馬場さんとは全然違い、素敵な人生訓を連発する重要キャラです（そして文庫本の馬場さんの解説も味があります）。

W3ことボッコ、プッコ、ノッコの3人は、幻の週刊少年マガジン版では隊長、ガーコ、ノンコという名前だったそうな。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」