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本 ・マンガ / ISBN・EAN: 9784061087491
感想・レビュー・書評
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「今のこのシーンを読者にせ見るなよ」というどろろのメタな台詞が、いつもながら特徴的。ワク線の間違いや台詞の間違いもそのまま載せて読者にこれは間違いですと提示するのや、戦いのシーンでワク線を使って切り刻む表現が斬新。簡単に書き直せなくて残ってしまった? 「特別出演」している原始時代のマンガはなんてマンガ?
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請求記号・726.1/Te/149
資料ID・310006958 -
今でこそ名作のひとつに挙げられることの多い「どろろ」も、連載中は暗く陰惨な内容が読者に受け入れられず打ち切りの憂き目に会っていたそうな。今読み返すと、「ばんもんの章」(ベルリンの壁や板門店に対する風刺)に代表されるように反戦色の強い一面も見て取れます。
ラストのどろろ号泣から別れに至る一連のくだりはかなりの名シーン。ニヒルな百鬼丸の性格や容姿は、そのままブラック・ジャックに受け継がれています。 -
どろろがやられてもやられても、いつも元気でへこたれない所が大好きで見習いたい!!本当、この子は超前向き!!百鬼丸が妖怪を殺すと、今度は体のどの部分が本物になるんだろうとワクワクする(笑)
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映画で話題になったので原作読んでみました。なかなか深い物語だなと読後もいろいろと考えました。映画はまだ見ていませんが、たぶんアナザーストーリーとして捉えているのだと思います。それにしてもさすがは手塚 治虫氏のストーリーテリングは絶品です。
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一番の盛り上がり〜百鬼丸は弟を殺して自責の念に駆られるが,どろろが白面不動に命を狙われ,これを救いに行く。どろろの背には父が隠した宝の在処を示す絵が母によって描き込まれていた。どろろの跡を追う百鬼丸は孤児を養っていた尼寺が賀の妖怪によって燃やされ,赤ん坊の人皮を奪って幼虫に被せていたことを知る。どろろは父の腹心に攫われ,宝の隠し場所へ船で向かうが,鮫を操る少年に阻まれる。〜一番盛り上がっているのが,この3巻だね。
著者プロフィール
手塚治虫の作品





