宿命の交わる城

制作 : 河島 英昭 
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061129351

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物たちが、場に広げられたタロットカードを使って、己の物語を語っていくという形なのだが、タロットカードというものは本当に物語性豊かだとため息が漏れた。また、一人一人の物語にあわせて展開されていくカードが誰かのカードにつながり、最後にきれいに並びおさまるという芸当には寒気すら覚え、作者の手腕には脱帽するしかない。

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著者プロフィール

1923年キューバ生まれ。両親とともにイタリアに戻り、トリノ大学農学部に入学。43年、反ファシズム運動に参加、パルチザンとなる。47年、その体験を元に長篇『くもの巣の小道』を発表、ネオ・リアリズモ文学の傑作と称される。その前後から雑誌・機関誌に短篇を執筆し、49年短篇集『最後に鴉がやってくる』を刊行。エイナウディ社で編集に携わりつつ作品を発表、一作ごとに主題と方法を変えながら現代イタリア文学の最前線に立ち続ける。主な長篇に『まっぷたつの子爵』(52年)『木のぼり男爵』(57年)『不在の騎士』(59年)『見えない都市』(72年)『冬の夜ひとりの旅人が』(79年)などがある。85年没。

「2018年 『最後に鴉がやってくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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