- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061129740
作品紹介・あらすじ
カバサンドの作り方をご存知ですか?
心の休暇をあなたに――
シルヴァスタインの世界は歩道の終るところから始まる。それはどこでもない場所への旅。忘れた言葉の息づくところ。
感想・レビュー・書評
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小学生の頃に、この詩集を英語で、声に出して読むのが大好きだった。センスばつぐん、めっちゃおもろい!って思っていた。また読みたい。日本語ではどうなのだろうな。
「カバサンドの作り方をご存知ですか?
心の休暇をあなたに――
シルヴァスタインの世界は歩道の終るところから始まる。それはどこでもない場所への旅。忘れた言葉の息づくところ。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵本と思っていたらわりとぶあつめの詩集だった。(ジャケ借り、タイトル借りのものはあらすじ読まないので)一言であらわすのは難しいけど、なんか好きな感じだったな。
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シエル・シルヴァスタインの中でもお気に入りの一冊。
独特のイラストと、ブラックユーモアが楽しい詩画集。
思わず笑ってしまうようなたくさんの詩のあいだに挟まる美しい描写の静けさがとてもいい。
表題作の「歩道の終わるところ」は何度も繰り返し読みたくなる美しさ。
訳も素晴らしいと思っています。 -
夢見屋はいらっしゃい 夢見屋も願い屋も嘘つきも
望み屋も祈り屋も魔法の豆買いも気取り屋も
暖炉のそばへいらっしゃい 亜麻色に輝くお話を
聞かせてあげよう いらっしゃい いらっしゃい
こんな招待の言葉で始まるこの本には、透明少年や暗いのがこわいレジナール・クラークが住み、カバサンドの作り方や世界の果てがのってます。かわいくてシニカルでちょっと気持ち悪くてとびきり自由なシルヴァスタインの詩の世界、一度ためしてみて。