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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061133181
感想・レビュー・書評
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聖典「四人の署名」を後のワトスン夫人メアリ・モースタン嬢の視点から描いた異色のホームズパスティーシュ。
三部構成になっていて、第一部はメアリの自伝、第二部はハーレクイン、第三部は何が何だか。
ストーリーは聖典をなぞっているため、新たな要素を取り入れなければいけないのは分かるが…いろいろやりすぎてて逆によくわからない仕上がりになってしまっている気がする。純粋にメアリ視点のホームズ&ワトスンコンビの活躍を楽しみにしていた身としては正直「………('A`)」
最後の方斜め読みです。ゴメンナサイ。
ワトスンが異常にかっこよく(いや彼はかっこいいんだけど)描かれてるのでワトスンに恋したい方にはオススメ。逆にホームズ好きにはあまりオススメしません。最後にちょろっとフォロー入るけど、結構ひどい言われようなので。
余談だが本文より。「…一度でいいから、なにか強い衝撃をうけて、女らしく失神してみたいものです。…」これはメアリなりのブラックジョークなのか、少し悩んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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