青春の門 筑豊篇(下)

  • 講談社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061148482

感想・レビュー・書評

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  • 図書館から借りて上・下巻ともに読みましたが、なぜか下巻しかこのバージョンではさがせませんでした。

    昔の話で文章は読みやすいけど、内容がなんとも辛く、また人間の性とか心を覗く話なので読むスピードがどうも遅くなってしまいます。

    でも、これが小説!という感じでしょうか。
    堅気じゃない商売の人の話やとうていわからない炭鉱のリンチの場面など、世の中から忘れ去られている、でも実際にはまだ存在している営みのようなものが書かれていてキツい感じがしました。

    読んで損はないですが。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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