禅のすすめ (27) (講談社現代新書)

  • 講談社 (1964年12月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (197ページ) / ISBN・EAN: 9784061154278

作品紹介・あらすじ

禅は、ある意味で宗教を超えている。自然と人生を透視する仏教者の哲学であり、科学的な心身鍛練法であり、また、すぐれた対話法でもある。本書は、禅のもつこれらさまざまな側面を、科学的に解明する。また、他宗教との比較、脳生理学の応用、いくつもの座禅経験などを織りまぜて、禅の全体像を浮き彫りにする。心理学者として、禅の本質を科学と宗教の合一に見、理論的裏づけをもって普及につとめた著者による禅の「実践」のすすめである。

脳波が示す自由な心――精神医学の笠松教授が行なった興味深い実験の報告があります。目を開いて座禅している熟練した坊さんに、15秒ごとにカチッ、カチッという音の刺激をくり返し与えてみますと、何回やっても、脳波の反応にあまり変化はみられないのに、禅の修行を積んでいないふつうの人々に、座禅の状態に近いように目を閉じさせて同じ実験をやってみますと、初めは禅僧には見られないような大きな脳波が認められます。しかし、座禅を長く続けた後には、ほとんど脳波の変化がなくなります。禅の心境は、ものをはっきり認知しながらそれに心をとどめないというのが根本ですが、それが脳波の形で明らかになるわけです。座禅によって生ずるこの澄みきった心こそ自由な心だと申せましょう。――本書より

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

禅の哲学や実践についての深い洞察が詰まった一冊であり、心の自由を追求するための道筋を示しています。著者は、禅の特性を科学的に解明し、脳波の実験を通じて、熟練した僧侶が得る心の澄み具合を探求しています。...

感想・レビュー・書評

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  • 上司の上司の専門分野が宗教哲学なので、ちょっと勉強になるかな?と思って、手軽に読めそうなこの本を図書館で借りて読んだ本。面白かったけど、勉強にはならなかった気が。でも禅に興味は湧いた。

  • 禅の素晴らしさにページの大半を割いており、実践方法や禅の何たるかについての記述が少ないのが残念。
    禅を調べるならもっと最近の本にしておく方が無難…当たり前か。

  • 著者は心理学者で、宗教と科学を包含するものとして、「禅」をすすめているが、科学的な客観性は若干欠けている印象をもった。40年以上の前の本なので、科学至上の合理主義な現代とは価値観や判断基準がかなり違うのであろうか・・・。決して悪い記述が目立つわけではないのだが、他所からの引用部分はかなり紙幅を占めているのが、ちょっと気になる。
    --- 2009.02.21

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