兄小林秀雄との対話: 人生について (講談社現代新書 215)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061156159

感想・レビュー・書評

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    ── 高見沢 潤子《兄小林 秀雄との対話 ~ 人生について 197001‥ 講談社》現代新書 215
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061156152
     
    …… 本当の誕生日は三月末だったという(Wikipedia)。
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19830301
     あいまいな記憶 ~ すれちがった人々 ~
     
    (20150102)
     

  • 実はまだ、小林秀雄の著書を読んでいない。
    なぜかというと、氏の名前は以前から、色んな本を読む中でたびたび目にしており、そこで共通するのは「むずかしい」というイメージだったから。
    難しいことを難しく言うというのは、山頂の尾根をふらふらと歩くようなもので、どっちに転ぶか分からない。
    そんな危うさがあるので、安易に読み始めて、思想を勘違いしてしまうのが怖かった。

    で、なんとなく、妹さんの書いた、本著から手に取ってみた。

    本書も、十分、深い。
    が、そこに小林秀雄という人物の人間味がよく描き表されており、すごく暖かい。

    さて、準備運動完了。

  • 小林秀雄を妹の視線で捉え、書かれた作品だけに新鮮であった。また、身近に感じられた。文章もわかり易く、若い世代に小林秀雄を知ってもらうのには最適な入門書ともいえる。
    ・他人への信頼と無私な行動とが一番よく個性を育てる。
    ・独創的を発揮してやろうなんて意識しては独創的な仕事はできな い。
    ・和して同ぜず  今は同じて和せずの時代 心から行動する
    ・時間というものは人間が自由に使うもの。知恵というか工夫とい うか、時間を自分のものとして使う。その時間とじっくり付き合 う。真剣に誠実に時間を使う。
    ・一流の作品を選んで読む。4度読むこともある。一流作家の作品 を読む。トルストイ等

  • のらくろのかみさんです

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