本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784061157071
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
(1973.08.15読了)(1973.08.05購入)
*解説目録より*
ピカソの変貌、ダリと精神分析、不安の象徴キリコ……。絢爛たる現代美術の世界を、人物中心に、生いたち、芸術観、社会的背景などを、知られざるエピソードをまじえて楽しく説く。
☆関連図書(既読)
「カラハリ砂漠」木村重信著、講談社文庫、1973.04.15 -
十九世紀後半から二十世紀に活躍した代表的な画家について、解説した本。
著者が新聞や雑誌に発表した文章を集めた本だということで文章にまとまりが感じられにくく、一貫性があるようでないような、不思議な読後感。
全体的に、画家についてのエピソードから強引な論理を展開しているように思え、読んでいる途中何度か本当にそうなのかなあとくびをかしげました。
文章自体は優しく、読みやすいのですが、ところどころで格好つけた例えやカタカナ語が使われたりして、言い方が良くないかもですが、テレビのワイドショーの解説者の言うことを聴いているかのようにも。
近代の画家について解説することで、全体的には近代芸術の流れを優しく興味深く教え説くことを目指した本だと思われますが、自分には合いませんでした。
美術史を求めていたが、画家の伝記の細切れに当たってしまった、という感じ。
全3件中 1 - 3件を表示
木村重信の作品





