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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061157156
感想・レビュー・書評
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初期近代のヨーロッパ史の概説書。ヨーロッパ諸国のヨーロッパ外への進出の動きと、内部での国際関係、主要な絶対王政国家の動向やそこから離脱していく動きを概観する。基本的には、封建貴族と台頭しつつあるブルジョワジーとの均衡の上に成り立つ絶対王政というマルクス主義の理解を踏襲した枠組みで叙述がなされている。そのため、その後の研究の進展によって様々な点で理解のアップデートが必要になるのは間違いないが、古典的な絶対王政・絶対主義理解の内実を知るためには有用である。
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新書文庫
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