アトランティス大陸の謎 (講談社現代新書 328)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061157286

感想・レビュー・書評

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  • プラトンの『ティマイオス』『クリティアス』で述べられているアトランティス大陸をめぐる伝説について、史料の読み解きと地質学的な調査を縦横に駆使して、考察をおこなっています。

    プラトンの原典では、ソロンがエジプトを訪れて神官から聞いたことの記録という形で紹介されているアトランティス伝説ですが、その詳細はプラトンは知らず、おそらくエーゲ海で起こった火山と地震、津波によって、エジプトやギリシアに被害が生じたことが元になっていると著者は推測します。プラトンは、そうした事件についての断片的な情報をもとに、みずからの理想国家論を説くための格好のエピソードとして、アトランティス伝説を生み出したというのが、著者の見立てです。

    そこで、伝承についての考察から地質学的な調査へと舞台は移ります。最終的に著者は、エーゲ海に浮かぶサリントン火山が、アトランティス伝説のもとになったのではないかという結論を導いています。

  • でもやはりアトランティス大陸はあったとおもうぞ。

  • 「1日と悲惨な1夜にして、海底深く消滅した」と、ギリシアの哲人プラトンによって描かれたアトランティスは、これまで、“失われた大陸”として、多くの謎に包まれてきた。しかし、最近の科学的調査は、エーゲ海に浮かぶサントリン島こそ、かつてのアトランティスの名残りだという。本書は、最新の研究成果を紹介し、鋭い推理と説得力ある仮説により、この謎の“大陸”最後の日を復原して、多年の論争に終止符を打つ好著。

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  • <a href="http://www.bk1.co.jp/product/00066606"><B>アトランティス大陸の謎</B></a><br>(講談社現代新書 328)<br> 1973.8<br><br><br>やたら古い本でスイマセン。おかげで品切ですよ、コレも。<br>気象や地学、生物学的観点から推測したアトランティスのあった場所。<br>エーゲ海のサントリーニ島をそれとしているので、ジャンルはギリシャ。<br>でも最終的な結論は「アトランティスは実在しなかった」なんです。<br><br>…何かこーゆー本って好きなんだよね。「一石を投じる」という感じで。

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