パニックの心理: 群集の恐怖と狂気 (講談社現代新書 364)

  • 講談社 (1974年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784061157644

感想・レビュー・書評

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  • 純粋にパニックの心理を調べようと思ったわけではなく、あの千日デパートや大洋デパート火災の詳細が知りたくて購入しました。

    なぜかあれこれ調べてみても、千日デパートの情報はあっても大洋デパートの情報ってなかなか見つからないんですよ。そういう意味でもかなり貴重な本です。

    そしてこれは、かなり古い本です。だから紹介されている実例が古いものばかりなのは致し方ありませんが、逆に数十年前も現在も人間の心理なんて大して変わらないものなのだなと感じさせられますね。

    ただ災害時のパニックについては「今も昔も同じ」で簡単に済ませていい事柄ではありません。

    特に今はインターネットが発達していますから、昔とは違った形で流言やデマが飛び交い、この本が書かれた当時は予想もしなかったようなパニックやモッブが発生する可能性もあるのではないでしょうか。

    ですからこうした本は、単に古く貴重な本として読まれるべきではなく、古典として扱われるべきなのでしょう。

    ※この感想は東日本大震災が発生する前に書いたものです。

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